千葉の中3、平均に届かず 小6は「同等」 記述式に課題 全国学力テスト

AI要約

千葉県教委と文部科学省は、2024年度全国学力・学習状況調査の結果を公表しました。小6と中3の成績が全国平均よりもやや低いことが明らかになりました。

調査は県内の公立小学校754校の小6と公立中学校370校の中3を対象に行われ、今年度は英語と理科の実施がなかったと報告されています。

県教委は、記述式の問題に課題があったものの、小中ともに改善傾向にあると指摘しており、さらに学力テストの結果と生徒の学習状況の関連性について分析を進めています。

千葉の中3、平均に届かず 小6は「同等」 記述式に課題 全国学力テスト

 千葉県教委と文部科学省は29日、小学6年と中学3年を対象とした「2024年度全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の結果を公表した。県教委によると、県内の中3は国語・数学の2教科とも全国平均を1・1~1・5ポイント下回り、小6は国語・算数ともに「全国平均と同等」だった。

 調査は県内の公立小学校754校の小6と公立中学校370校の中3を対象に4月18日に実施。本年度は英語と理科の実施はなかった。

 県教委学習指導課は「千葉県は記述式に課題があったが、小中ともに改善傾向にある」と指摘した。学習状況調査は「朝食を毎日食べるか」「自分には良いところがあるか」などを聞いており、県教委は学力テストの正答率との関連を分析する。