全国学力テスト 岐阜県の小学6年生は全国平均下回る 中学3年生は全国平均上回る

AI要約

岐阜県における全国学力テストの結果が発表され、小学6年生は全国平均を下回り、中学3年生は上回った。

テストは公立小学校と中学校の生徒を対象に行われ、国語と算数(小学)、国語と数学(中学)が実施された。

中学3年生は国語と数学で全国平均を上回る結果となり、学習意識調査でも自己解決能力が向上していることが示された。

全国学力テスト 岐阜県の小学6年生は全国平均下回る 中学3年生は全国平均上回る

  全国学力・学習状況調査いわゆる「全国学力テスト」の今年度の結果が、29日公表され、岐阜県の児童生徒の正答率は、小学6年生は 全国平均を下回った一方、中学3年生は 全国平均を上回りました。

  県が公表した今年度「全国学力テスト」の結果は、公立の小学6年生と中学3年生が対象です。実施教科は、小学校が国語と算数、中学校が国語と数学で、県内では計3万1千人余りが参加しました。

  テストの結果、岐阜県の小学6年生の正答率は国語が65%で全国45位、算数が61%で全国39位。いずれも全国平均を下回りました。

  一方、中学3年生の平均正答率は国語が60%で全国3位、数学が54%で全国8位。両教科とも全国平均を上回りました。

  また、テストと合わせて行われた児童生徒の学習に対する意識調査では、「授業で課題の解決に向け自分で考え自分で取り組む」という質問について「当てはまる」や「どちらかといえば当てはまる」と回答した割合が昨年度に比べ増加しました。

  県教育委員会は、主体的に取り組む学習が推進されていると分析しています。