愛媛県内の高齢化率が33.8% 過去最高を更新 65歳以上は44万898人

AI要約

愛媛県内の高齢化率が過去最高の33.8%に達しました。今年の高齢者人口は44万898人で、前年より減少しています。

久万高原町、伊方町、上島町が高齢化率が最も高い地域であり、松山市、松前町が低い地域となっています。

愛媛県の100歳以上の高齢者は男性199人、女性1307人で、全国平均を上回る34.2%の高齢者比率を記録しています。

愛媛県内の高齢化率が33.8% 過去最高を更新 65歳以上は44万898人

ことし4月1日現在の愛媛県内の高齢化率が33.8%と、過去最高を更新しました。

県が公表した高齢者人口等統計表によりますと、今年4月1日現在、県内の65歳以上の高齢者は44万898人で前の年に比べ708人減りました。

一方、県内の総人口に占める高齢者の割合を示す「高齢化率」は、前の年より0.35ポイント上昇した33.8%で、過去最高を更新しています。

自治体別にみると、県内で高齢化率が最も高かったのは久万高原町の50.20%で、続いて伊方町が49.85%、上島町が47.75%となっています。

一方、最も低かったのは松山市で29.22%、次いで松前町が32.05%でした。

去年9月1日現在の県内の100歳以上の人は1506人で、うち男性が199人、女性が1307人です。

なお、去年10月1日現在の都道府県別高齢者人口比率では、愛媛県は12番目に高い34.2%で、全国平均を5ポイントあまり上回っています。