韓国・出生児数、2カ月連続で増加…結婚も増加

AI要約

韓国の人口動向に関する2024年5月の統計が発表された。出生児と婚姻件数が増加傾向にあり、特に出生児は前年比2.7%増加した。

婚姻件数も前年比21.6%増加し、結婚したカップルが子どもを多く産んでいる可能性があるという分析結果が示された。

1~5月の累計出生児数は前年比2.9%減少したが、減少幅は前年よりも縮小している。

韓国・出生児数、2カ月連続で増加…結婚も増加

【07月29日 KOREA WAVE】韓国統計庁が7月24日発表した「2024年5月人口動向」によると、5月の出生児は1万9549人で、前年同月比で514人(2.7%)増加した。出生児の増加傾向は4月から2カ月間連続。婚姻件数も2万923件で、前年同月に比べ21.6%増えた。

統計庁関係者は「2022年8月から8カ月連続で婚姻件数が増加したが、その期間に結婚した方々が子どもを多く産んでいるようだ」と分析。「明らかな増加傾向と判断するにはまだ早いが、下半期も出生児がさらに増加する可能性がある」と話した。

今年1~3月に出生児数が連続して減ったため、1~5月の累計の出生児数は9万9070人で、昨年同期に比べて2.9%減少した。ただ、減少幅は昨年(-6.9%)よりも小さくなった。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News