新型コロナ感染急増で「一人一人ができる対策を」 湯崎広島県知事、お盆前に注意呼びかけ

AI要約

広島県の湯崎英彦知事は新型コロナウイルスの感染拡大に注意を呼びかけ、感染者数が増加していることを指摘。

県内で初めての新型コロナの警報が発令され、福山市や呉市で基準を超える感染者数が報告されている。

県は感染防止策の徹底を求めており、手洗いや換気などの対策を呼びかけている。

新型コロナ感染急増で「一人一人ができる対策を」 湯崎広島県知事、お盆前に注意呼びかけ

 全国的に感染が拡大する新型コロナウイルスについて、広島県の湯崎英彦知事は30日の記者会見で「お盆やレジャーシーズンを楽しく過ごすためにも、一人一人ができる対策を」と注意を呼びかけた。今夏も昨夏とほぼ同じスピードで感染者数が増えているという。

 県は25日に新型コロナの県独自の警報を初めて出した。直近1週間(15~21日)の定点調査する1医療機関当たりの感染者数は、福山市で15・59人、呉市で14・88人と警報基準の「13人以上」を超えた。県全域では前週(8~14日)比1・3倍の11・38人となっている。県は手洗いや適度な換気など感染防止策を徹底するよう求めている。