吉村府知事の地元で維新が敗北 大阪府議補選、コロナ感染で応援に入れず「我々の力不足」

AI要約

大阪府の吉村洋文知事がXで28日に投開票された大阪府議補選の結果を報告し、自身が応援していた候補が敗れたことを述べた。

補選では、道端俊彦氏が大阪維新の会の西田善延氏に勝利して初当選し、吉村氏は新型コロナ感染の影響で応援活動ができなかったことも明らかにした。

吉村氏は自身の体調がかなり回復していることを報告し、7月31日から通常の公務を再開する予定であることも述べた。

 大阪府の吉村洋文知事は29日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、28日に投開票された大阪府議補選の河内長野市選挙区に立候補した大阪維新の会の公認候補が敗れたことを報告した。

 河内長野市は吉村氏の出身地。地元で、自らが応援していた候補が負けた形となった。

 同補選では、諸派新人の道端俊彦氏(61)が、大阪維新の新人、西田善延氏(53)に4000票近い差をつけて、初当選した。吉村氏は27日に西田氏の応援に入る予定だったが、26日に新型コロナ感染が分かったため、街頭演説をとりやめる事態になっていた。

 吉村氏は28日夜に更新したXで「本日行われました大阪府議会議員補欠選挙(河内長野)、大阪維新の会の公認候補の西田よしのぶさん、及びませんでした。候補者本人は頑張りましたが、我々の力不足でした。応援頂いた皆様、ありがとうございました。結果を真摯に受け止め、頑張っていきます」と投稿した。

 また、別の投稿では自身の体調に言及。「新型コロナ陽性により、現在、自宅療養中ですが、症状はほぼ消失し、かなり回復しました。多くのお見舞いの連絡やメッセージを頂きました。ありがとうございました」と、症状は消えたことを報告。「ただ、周りにうつしてはいけませんので、当初の予定通り、7月30日まで自宅療養、リモートワークとし、31日から通常公務を再開します」ともつづり、通常の公務復帰は7月31日になることを明かした。