京葉線、各停本数の確保を JR東へ来週にも要望書 習志野市長「公共交通機関としての信頼の問題」

AI要約

習志野市の宮本泰介市長がJR京葉線の快速縮小問題に対応し、要望書を提出することを明らかにした。

新習志野駅は快速の通過駅であり、市は各駅停車の本数確保を求めるとともに、JR東の態度も問題視している。

宮本市長は公共交通機関としての信頼の問題を指摘し、3月の改正で京葉線の総本数が減っていることに言及した。

京葉線、各停本数の確保を JR東へ来週にも要望書 習志野市長「公共交通機関としての信頼の問題」

 JR京葉線の快速縮小問題を巡り、習志野市の宮本泰介市長は25日の定例記者会見で、JR東日本側に来週にも要望書を提出することを明らかにした。宮本市長はJR千葉支社が5月に快速の一部復活を発表した際に「各駅停車の本数を減らす変更にあ然としており、容認できない」とするコメントを出しており、会見では「市が従前から言っている考えを正式にJR側に提案する」と述べた。

 同市の新習志野駅は快速の通過駅。各駅停車の本数は3月実施のダイヤ改正で増えたが、5月発表のダイヤでは1日最大12本減少するとされる。要望書では各駅停車の本数確保を求めるとともに、市側に事前の相談がなかったことや短期間でダイヤを変更することなどJR東の態度も問題視するという。

 宮本市長は会見で「公共交通機関としての信頼の問題。(要望書は)自治体への対応の仕方の問題提起にもなる」と指摘。さらに「3月の改正で京葉線の総本数が減っている。もとに戻せば、千葉以東にも迷惑はかからない」との認識を示した。