【続報】JR新山口駅で貨物列車が脱線 機関車の車軸折れる 運輸安全委が原因調査

AI要約

JR山陽線新山口駅での脱線事故で、機関車の車軸が折れていたことが判明。運輸安全委員会が調査中。

事故は山口市のJR新山口駅で発生し、福岡発・東京行きの貨物列車が脱線。車輪が左側に脱線し、車軸が折れていた。

貨物列車の脱線により、JR山陽線の一部区間や山口線の運転再開の見通しは立っていない。

【続報】JR新山口駅で貨物列車が脱線 機関車の車軸折れる 運輸安全委が原因調査

24日、JR山陽線の新山口駅構内で起きた脱線事故で、先頭の機関車の車軸が折れていたことが分かり、運輸安全委員会が脱線との因果関係を詳しく調べています。

事故があったのは、山口市のJR新山口駅の構内で、24日午後0時半ごろ、福岡発・東京行きの貨物列車が、発車直後に脱線しました。

脱線したのは、23両の貨車をけん引していた電気機関車で、現地調査に入った国の運輸安全委員会によりますと、先頭の車輪が左側に脱線し、左右の車輪をつなぐ車軸が折れていたということです。

◆運輸安全委員会 平藤優一鉄道事故調査官

「車軸が車輪とこうなってますよね。その左側の所が折れていたというイメージ」

Q.車軸が折れて脱線?脱線して折れた?

「そこも調査中ですので、何とも言えません」

JR貨物は、車両の調査が終わり次第、クレーンで吊り上げて線路に戻し移動させる予定ですが、その後、運輸安全委員会が線路や地上設備の調査を行うことから、25日午後17時時点では、JR山陽線の一部区間や山口線の運転再開の見通しは立っていません。