出演者から「出演料はいいからやりましょう!」の声も…復興へ願いを込めた“モントレージャズフェスティバルイン能登”

AI要約

石川県七尾市で開催された「モントレージャズフェスティバルイン能登」で、地震の影響で会場が変更されたものの、ジャズの音色が復興を祈る人々の心に響いた。

34回目のフェスティバルには大勢のジャズファンが集まり、富山県からも愛好家が訪れた。開催が危ぶまれたが、ミュージシャンたちの協力で無事に実現した。

実行委員会は復興を目指して来年への意欲を示し、観客からの支援もあり、希望に満ちた空気が会場に広がった。

出演者から「出演料はいいからやりましょう!」の声も…復興へ願いを込めた“モントレージャズフェスティバルイン能登”

石川県七尾市で「モントレージャズフェスティバルイン能登」が開かれ、復興を願うジャズの音色が響きました。

■能登半島地震の影響で場所を変更しての開催

地震の影響で今年は、能登歴史公園に場所を変えて開かれた34回目の「モントレージャズフェスティバル」。会場では大勢のジャズファンが奏でられる音色に合わせ、体を揺らしました。富山県から来たジャズ愛好家は「毎回来ています。すごく気をもんでというか、本当にやれるんだろうか、みたいなところがあったけど、やれてよかったですね」と話していました。

一時は開催が危ぶまれたものの、ミュージシャンからの温かい言葉でフェスティバルが無事に開催されました。

モントレージャズフェスティバルイン能登 木下義隆・実行委員長

「『出演料はいらないからやりましょう』と言ってくれて大変良かった。来場者からも『これ使ってよ』と募金される人もたくさんいて、本当にやってよかった」

復興への音色を響かせるために、実行委員会は来年への意欲を見せていました。