南郷ジャズフェス1200人魅了
AI要約
八戸市南郷地区で開催された南郷サマージャズフェスティバルには、雨の中でも1211人の観客が集まり、熱い演奏に酔いしれた。
演奏には地元のジャズバンド部や有名アーティストも参加し、会場は大いに盛り上がった。
観客の中には、新しいアーティストの曲を知ることができて満足したという声も聞かれた。
青森県八戸市南郷地区の夏を盛り上げる「南郷サマージャズフェスティバル」が27日、カッコーの森エコーランド野外ステージで開かれた。青森市出身のシンガー・ソングライター佐藤竹善さんら5組が出演。1211人の観客は約6時間以上にわたって降り続ける雨の中、熱い演奏に酔いしれた。
オープニングは同地区を拠点に活動するスウィングベリー・ジャズ・オーケストラと中沢中学校ジャズバンド部が出演。第1部は2度目の出演となるピアニスト・ボーカリスト泉沢果那さんのニューオリンズピアノカルテットが務め、「デイ・ドリーム・ビリーバー」を観客と一緒に歌うなど会場を盛り上げた。サックスプレーヤーのユッコ・ミラーさんや、同市出身のトランペッター類家心平さんが定番の曲やオリジナル曲で熱いステージを繰り広げた。
日没後、雨が少し弱まった頃に佐藤さんが登場。歌いながら客席に降りたり、観客に歌うよう呼びかけたりと会場全体を巻き込んだパフォーマンスを披露すると、盛り上がりは最高潮に達した。
同市の会社員齊藤芙紀子さん（25）は「昨年も見に来て、面白かったので母を誘って来た。今年は今まで知らなかったアーティストの曲を聴くことができて、いいなと思えるものを知れたので来てよかった」と話した。
