「地震からの復興の願いを込めて」書道家・阿部豊寿さん展示会

AI要約

金沢市の書道家・阿部豊寿さんが能登半島地震からの復興を願ってしたためた書の展示会が26日、金沢で始まりました。

阿部豊寿さんは、石川県の書美術連盟理事を務めていて会場には令和の改元以降に手がけた50点が展示されています。

阿部豊寿さんの個展は金沢市の北國新聞交流ホールで、7月28日まで開かれています。

「地震からの復興の願いを込めて」書道家・阿部豊寿さん展示会

金沢市の書道家・阿部豊寿さんが能登半島地震からの復興を願ってしたためた書の展示会が、26日、金沢で始まりました。

元日の地震からの復興を願い力強く書かれた「創造的復興」。

阿部豊寿さんは、石川県の書美術連盟理事を務めていて会場には令和の改元以降に手がけた50点が展示されています。

2007年の能登地震で甚大な被害を受けた輪島市門前の總持寺祖院の修復工事完了を記念して3年前に書かれた「禅」。

全長1.8メートル、幅2.7メートルの大作で、今年の地震で傷を受けたものの無事でした。

また「波」は今年の地震発生後、ボランティアで訪れた珠洲市の海に着想を得て手がけたものです。

書道家・阿部豊寿さん「能登のすばらしさ今、現状、課題を書展を通して多く語る場になれば」

阿部豊寿さんの個展は金沢市の北國新聞交流ホールで、7月28日まで開かれています。