日本の夏、風鈴回廊 岐阜・高山市の桜山八幡宮2000個飾る、ライトアップも

AI要約

桜山風鈴まつりが高山市で開催中で、2000個の風鈴が訪れた人に涼を届ける

地元住民でつくる実行委員会が、新型コロナウイルス禍の中で風鈴を使ってにぎわいを創出

風鈴の音で参拝者を楽しませ、最終日にはライトアップや縁日も予定されている

日本の夏、風鈴回廊 岐阜・高山市の桜山八幡宮2000個飾る、ライトアップも

 2000個の風鈴の音色が訪れた人に涼を届ける「桜山風鈴まつり」が、岐阜県高山市桜町の桜山八幡宮で開かれている。8月24日まで。

 地元住民でつくる実行委員会が、新型コロナウイルス禍だった2021年、魔よけの効果がある風鈴を使ってにぎわいの創出につなげようと始めた。

 風鈴は、境内の拝殿や絵馬殿などに飾られ、風に揺れて「チリン、チリン」と音を鳴らして参拝者らを楽しませている。家族4人で訪れた女性(27)=埼玉県新座市=は「たくさんの風鈴の音で気持ちが癒やされます」と笑顔で話していた。永田誠人実行委員長(54)は「音で涼しさを感じてもらいながら、日本の伝統的な夏を楽しんでほしい」と呼びかける。

 最終日までの毎週土曜日は、午後6~8時30分までライトアップを実施。27日は午後4~8時30分まで縁日も行われ、参道にキッチンカーや飲食ブースが並ぶほか、ステージでは雅楽演奏や大道芸などが繰り広げられる。