コロナ感染者急増、夏休みで人流活発「若い人も後遺症リスク、警戒を」岐阜県がメッセージ

AI要約

岐阜県内で新型コロナウイルスの感染拡大が顕著となり、県は適切な感染対策や警戒を呼びかけるメッセージを発表した。

県医師会のデータによると、新規感染者数が急増し、感染レベルは4段階分類で最も警戒レベルに達している。

メッセージでは、換気や手洗い、マスク着用などの対策を呼びかけると共に、若い人でも後遺症のリスクや高齢者の重症化リスクも強調している。

コロナ感染者急増、夏休みで人流活発「若い人も後遺症リスク、警戒を」岐阜県がメッセージ

 新型コロナウイルスの感染拡大が岐阜県内でも顕著となる中、県は25日、換気や手洗い、マスクの着用など、場面に応じた適切な感染対策や、感染への警戒を呼びかける県民向けメッセージを発表した。

 県医師会のリアルタイム感染症サーベイランスシステムによると、7月に入って新規感染者数が急増しており、22日までの1週間に485の協力医療機関で確認された感染者数は1医療機関当たり12・5人。6月末と比べて4倍超で、4段階の感染レベル分類でレベル2(感染警戒期、1日当たりの感染者数1100人以上)相当となっている。

 メッセージは「この夏も感染拡大に警戒を~夏休みを台無しにしないために~」と題し「人流が活発になるこれからの時期は、例年さらなる感染拡大がみられるため、警戒が必要」と強調。感染すると若い人でも後遺症のリスクがあり、日常生活にも大きな影響を与えることに警鐘を鳴らし、高齢者ら重症化するリスクの高い人たちを守る必要性も呼びかけている。

 具体的には▽定期的な換気、小まめな手洗い▽高齢者や基礎疾患のある人と会う場合などはマスク着用など配慮▽体調不良時は行動ストップ▽積極的な検査とコロナ治療薬の服用-などを県民にお願いしている。