海外出張中コロナ判明の古田岐阜県知事、パリ五輪視察取りやめ 滞在先ドイツから帰国へ

AI要約

岐阜県知事が海外出張中に新型コロナウイルス感染が判明し、フランス訪問を取りやめてドイツから帰国することが発表された。

古田知事はパリ五輪視察などの訪問日程を取りやめ、県ゆかりのホッケーやカヌーの選手を激励する予定だった。

県は感染対策や公務の重要性を考慮して古田知事の訪仏取りやめを決定した。

海外出張中コロナ判明の古田岐阜県知事、パリ五輪視察取りやめ 滞在先ドイツから帰国へ

 岐阜県は25日、海外出張中に新型コロナウイルス感染が判明した古田肇知事(76)について、フランス・パリ五輪の視察など同日以降の訪問日程を取りやめ、滞在先のドイツから帰国すると発表した。古田知事は現地時間25日午後にドイツをたち26日午後に帰国する。現地での取材に「諸般の事情を鑑み、取りやめることにした」と語った。

 計画では現地時間25日午後にパリ入りし、翌26日にパリ五輪に出場する県ゆかりのホッケーやカヌーの選手を激励するほか、パリ五輪開会式に出席する予定だった。

 古田知事の訪仏取りやめについて、県観光国際政策課は「重要な公務の一つである五輪選手の激励について、ホッケーとカヌーの競技団体と調整した結果。感染対策の観点も踏まえ、総合的に判断した」と説明している。