新型コロナ感染拡大で独自の「警報」 広島県が初めて発表 医療機関逼迫の恐れ

AI要約

広島県が新型コロナウイルス感染者の増加により医療機関の逼迫が懸念されるため、県独自の警報を初めて発令した。

直近1週間の調査で福山市や呉市の感染者数が県の基準を超え、県平均も前週比1.3倍に増加している。

感染拡大の影響が広がる中、県民の警戒が必要であり、感染拡大を抑制するための対策が求められている。

新型コロナ感染拡大で独自の「警報」 広島県が初めて発表 医療機関逼迫の恐れ

 広島県は25日、新型コロナウイルス感染者の増加で医療機関が逼迫(ひっぱく)する恐れがあるとして、県独自の警報を初めて出した。直近1週間(15~21日)の定点調査する1医療機関当たりの感染者数が、福山市の保健所管内で15・59人、呉市で14・88人となり、県の警報基準の「13人以上」を超えた。県平均は11・38人で前週比1・3倍に増えている。