人口減少率 全国ワースト2位 総務省 人口動態統計
青森県の人口が減少傾向にあり、減少率が全国2位であることが明らかになった。
青森県の人口は去年より2万人近く減少し、自然減少率も上昇しており、少子化が深刻化している。
高齢化率も過去最高に達し、人口問題が深刻化している青森県の現状が厳しいとの認識が示されている。
ことし1月時点の県内の人口は去年より2万人近く減っていたことがわかり、減少率は全国ワースト2位でした。
総務省の人口動態統計によりますとことし1月1日時点の青森県の人口は120万5,578人です。去年より2万人近く減り、減少率は1・63%と秋田県に次いで全国2番目に高くなっています。亡くなった人が生まれた人を上回る自然減少率は1・25%とこちらも全国2番目の高さです。
また、県人口に占める14歳以下の割合も全国ワースト2位の9・98%と少子化が止まりません。
★県総合政策課 田澤謙吾 課長
「人口減少が続いているというひじょうに厳しい状況にあると受け止めています」
一方、県国保連はことし2月現在の65歳以上の割合、高齢化率が34・91%と過去最も高くなったと発表しました。