秋田県の人口、104年ぶりに90万人割る 秋田県知事は出生率低下を危惧

AI要約

秋田県の人口が104年ぶりに90万人を割り込んだことが発表されました。

人口は1920年以来の80万人台で、減少傾向が続いています。

秋田県知事は若者の経済的基盤整備に注力する考えを示しました。

秋田県の人口、104年ぶりに90万人割る 秋田県知事は出生率低下を危惧

秋田県の人口が1920年以来、104年ぶりに90万人を割り込みました。

これは24日に秋田県が公表した、秋田県の総人口とと世帯数のデータによるもので、2024年7月1日現在における秋田県の総人口は899,314人で、前月に比べ984人(0.11%)減少しました。

秋田県の人口が80万人台となるのは、初めて国勢調査が行われた1920年(大正9年)の89万8537人以来、104年ぶりです。

秋田県の人口は、1956年(昭和31年)の約135万人をピークに減少に転じ、1974年(昭和49年)から1981年(昭和56年)まで一時持ち直したものの、再び減少していました。

これを受けて、佐竹敬久秋田県知事は「出生数が令和4年に4,000人を切り、さらに、今回県人口が90万人を割ったことについて危機感を強くしている。新エネルギー関連産業をはじめとした成長産業の誘致、県内企業への支援等による賃金水準の引き上げ等、若者の受け皿となる経済的基盤の整備を進めていきたい」とコメントしています。