ゆったり快適コテージ 富山県立山町のグリーンパーク吉峰に5棟開業、ベッド付き寝室など設備充実

AI要約

富山県立山町が2022年度から進めてきたグリーンパーク吉峰の再整備工事が完了し、記念式典が行われた。モンベルが指定管理者として新たな宿泊施設をオープンし、高規格コテージ5棟とビジターセンターが営業を始めた。

コテージは木造2階建てで、快適な設備を備えており、1棟は車椅子でも利用しやすい工夫がされている。事業費は4億1千万円で、国の交付金を活用した。

式典には約50人が出席し、町長やモンベルの代表取締役会長が祝辞を述べた。宿泊施設の予約は既に受け付けており、料金は1棟2万2千円から。フリーキャンプサイトもオープンする予定。

ゆったり快適コテージ 富山県立山町のグリーンパーク吉峰に5棟開業、ベッド付き寝室など設備充実

 富山県立山町が2022年度から進めてきたグリーンパーク吉峰(同町吉峰野開)の再整備工事(第1期)が完了し、同パークで20日、記念式典が行われた。アウトドア部門の指定管理者「モンベル」(大阪市)の宿泊施設「モンベル立山ベースキャンプ」として、充実した設備で快適に過ごせる高規格コテージ5棟とビジターセンターが営業を始めた。

 コテージは、木造2階建てでリビングダイニングやベッド付きの寝室、浴室、ウッドデッキなどを備え、延べ床面積は各90平方メートル。うち1棟は、玄関の段差をなくし、車椅子でも利用しやすくした。モンベルが宿泊施設を手がけるのは5カ所目で、北陸では初めて。5棟分の事業費は、4億1千万円で、国の交付金を活用。ロッジ(旧コテージ)と合わせて計15棟となった。ビジターセンターでは宿泊受け付けのほか、同社のアウトドア用品を取り扱う。

 式典には関係者ら約50人が出席。舟橋貴之町長が「全国から多くの人に来てもらい、町を活性化させたい」と式辞を述べ、同社の辰野勇代表取締役会長が「町の交流人口が増えることを期待している」とあいさつした。完成を祝い、国会議員らとともにコテージ前でテープカットをした。予約はモンベルの公式ホームページで始まっており、料金は1棟2万2千円から。

 ベースキャンプのうちフリーキャンプサイトは今年中にオープンする予定。