藍染めでゴジラ?児童らが地域の藍染めを学ぶ 藍染復活プロジェクト

AI要約

山口県萩市の小学生が自分たちで育てた「タデアイ」を使って藍染めに挑戦

全校児童が参加し、タデアイの葉を使って「たたき染め」を行う

川上地域の藍染め復活プロジェクトに取り組む学校で、児童が自由にデザインした作品を11月の祭りで展示予定

藍染めでゴジラ?児童らが地域の藍染めを学ぶ 藍染復活プロジェクト

地域に伝わる、藍染めの復活です。山口県萩市の小学生が16日、自分たちで育てた「タデアイ」を使って藍染めに挑戦しました。

藍染めに挑戦したのは、山口県萩市の川上小学校の全校児童14人です。5月、学校の花壇に植えた「タデアイ」の葉を摘み取りました。

そして「たたき染め」に挑戦です。木綿の白いハンカチを広げ、タデアイの葉を置いてその上からハンマーでたたいていきます。

学校のある川上地域では、江戸時代の半ばから終わりごろまで、藍染めが盛んに行われていました。その後、衰退し、藍染めは地域から消えかけていました。学校では「萩まちじゅう博物館」の協力を得て藍染めを復活するプロジェクトに取り組んでいます。

きょうの藍染め体験で児童は、葉に含まれる染色成分をハンカチに移して、思い思いのデザインを描いていました。

中にはゴジラや三角定規、黒板など、子どもたちの想像力を作品に写していきます。

8月下旬には「絞り染め」も体験する予定で、作品は11月のふるさと祭りで展示することにしています。