# 伝統工芸

【新紙幣発行】1個1万円!!金箔入り最中 青色おにぎり「栄一ブルー」
5時間前

【新紙幣発行】1個1万円!!金箔入り最中 青色おにぎり「栄一ブルー」

 深谷市の和洋菓子店「西倉西間堂」では1個1万円の最中「渋沢栄一翁 壱萬円最中」を販売中。 上質な大納言小豆を使い、中には金箔(きんぱく)。受注生産商品で、専務取締役の西倉信明さん(56)は「新1万円札で買ってもらえたらうれしい」。 「道の駅おかべ」のおにぎり店「百

存亡の危機に陥った輪島塗はどうなった?若手が語る「職人仕事」のリアルと崖っぷち
2024.07.02

存亡の危機に陥った輪島塗はどうなった?若手が語る「職人仕事」のリアルと崖っぷち

能登半島地震では、国の重要無形文化財である輪島塗が存亡の危機に立たされた。被災から半年後の現状はどうなっているのか。輪島漆器青年会の会長を務め、蔦屋漆器店の7代目である大工治彦(36歳、写真)に本誌・小暮聡子が話を聞いた。◇ ◇ ◇――輪島塗業界全体が今どういう状況

「終電なら泣きそう」 JR錦糸町駅の“怖い看板”が話題に 市松人形が並ぶ異変なデザインに「見た時びびった」
2024.07.02

「終電なら泣きそう」 JR錦糸町駅の“怖い看板”が話題に 市松人形が並ぶ異変なデザインに「見た時びびった」

 JR錦糸町駅のホームにあるゾクリとする市松人形の看板が、X(旧Twitter)で約1万6000件の“いいね”を集めるほど話題になっています。夜に見たらかなり怖いかも……。 投稿者は、Xユーザー・とあるコンサルタントさん。「広告にしてはメーカー名も何も書いてなくてマジで呪いの何か

風情ありすぎ!  炭火焚き火OKのリアルガチな卓上“囲炉裏”でなにつくる?
2024.07.01

風情ありすぎ! 炭火焚き火OKのリアルガチな卓上“囲炉裏”でなにつくる?

古来より日本の民家の住まいの中に、調理場所と暖房を兼ねて存在してきた囲炉裏。今では民宿や居酒屋などで、日本らしい風情とともに郷土料理やお酒を楽しむ場所というイメージの方が強いかもしれません。熱々の鍋や炭火焼きを楽しみながら話に花を咲かせるってちょっと憧れるけど、さすがに自宅に囲炉

【能登半島地震から半年】輪島塗・漆器を活用 盛岡市の社団法人が支援 岩手県
2024.07.01

【能登半島地震から半年】輪島塗・漆器を活用 盛岡市の社団法人が支援 岩手県

 元日に発生した能登半島地震から1日で半年です。 岩手県盛岡市の社団法人「SAVE IWATE」は現地で被災者から譲り受けた輪島塗の漆器を活用した支援活動に取り組んでいて、9日火曜日から販売会を行います。 原周太記者「こちら石川県の伝統工芸品、輪島塗で

奈良の寺で風鈴まつり 涼の音、境内に響く
2024.07.01

奈良の寺で風鈴まつり 涼の音、境内に響く

 暑い季節に参拝者を涼の音で迎えようと、奈良県橿原市のおふさ観音で1日、風鈴まつりが始まった。江戸風鈴を中心に約3千個の風鈴が風に揺れ「リーン、リーン」と参拝者を楽しませた。 2003年から「風鈴の音で夏を心地よく過ごしてもらいたい」と住職の密門裕範さん(57)が始めた。今では夏

「13年長かった」 大堀相馬焼・陶吉郎窯が浪江に帰還
2024.06.30

「13年長かった」 大堀相馬焼・陶吉郎窯が浪江に帰還

 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となり、昨年3月に避難指示が一部解除された福島県浪江町大堀地区で、地元に伝わる国指定の伝統的工芸品「大堀相馬焼」の窯元「陶吉郎窯」が30日、約13年ぶりに工房と店舗をオープンさせた。窯元が同地区に帰還して再開するのは初めて。店内は避難先から訪れた住民や愛

「とくしま藍の日」を前に「藍」フェアを開催【徳島】
2024.06.30

「とくしま藍の日」を前に「藍」フェアを開催【徳島】

7月24日の「とくしま藍の日」を前に、阿波藍の魅力を知ってもらおうというイベントが徳島市で開かれています。この「藍フェア」は毎月最後の日曜日に徳島市のしんまちボードウォークで開催しているとくしまマルシェが7月24日の「とくしま藍の日」に先立ち、開いたものです。会場に

レモンやスイカ柄も!外国人観光客には富士山が人気 日本三大和紙「越前和紙」で“やわらかい風”のうちわ【福井発】
2024.06.30

レモンやスイカ柄も!外国人観光客には富士山が人気 日本三大和紙「越前和紙」で“やわらかい風”のうちわ【福井発】

日本三大和紙の1つ「越前和紙」の産地、福井・越前市今立地区では、本格的な夏に向けてうちわ作りがピークを迎えている。手すきの和紙に伝統技法を用いたうちわだが、ポップな絵柄が外国人観光客からも人気となっている。大正8年創業の五十嵐製紙では、毎年5月ごろになると手すきの越前和紙を使った

伝統工芸、訪日客に人気 日本らしさ魅力、円安も後押し
2024.06.30

伝統工芸、訪日客に人気 日本らしさ魅力、円安も後押し

 インバウンド(訪日客)の間で、日本の伝統工芸品の人気が高まっている。 繊細な技巧や色彩感覚など日本らしさが魅力で、円安の後押しもあり、羽田空港のセレクトショップは外国人でにぎわう。日本各地で受け継がれてきた職人技を世界にアピールし、新たな販路の開拓や観光客の誘致を目指す動きも出

厚木伝統「せんみ凧」、市アンテナショップで継続販売 セミ模した揚がりやすい凧
2024.06.29

厚木伝統「せんみ凧」、市アンテナショップで継続販売 セミ模した揚がりやすい凧

 神奈川県厚木市玉川地区に伝わるセミをかたどった「せんみ凧(だこ)」の販売が24日から、同市のアンテナショップ「厚木市まるごとショップあつまる」(同市中町)で始まった。これまでイベントなどで売ることはあったが、店舗で継続して販売するのは初めて。 せんみ凧は長さ33センチ、幅75セ

折り紙でホイップクリームを作る?独自開発のソフトウェアと折り紙で無限のかたちを作り出す教授の突き抜けた発想
2024.06.29

折り紙でホイップクリームを作る?独自開発のソフトウェアと折り紙で無限のかたちを作り出す教授の突き抜けた発想

 日本で生まれ育った人ならば、折り紙との接点なくして大人になる人は稀だろう。そう思わせるほど、折り紙は日本人にとっては慣れ親しんだ文化なのではないだろうか。 そして、大人になっても趣味として折り紙を嗜む人もいるし、折り紙アーティストとして生計を立てている人もいる。中には、折り紙の

輪島塗 再建誓う9代目「全部なくなったけど、人は残った」 絶望の中の奇跡…火を免れた“見本椀”
2024.06.29

輪島塗 再建誓う9代目「全部なくなったけど、人は残った」 絶望の中の奇跡…火を免れた“見本椀”

能登半島地震の発生から間もなく半年。大規模火災に見舞われた石川・輪島市で、江戸時代から250年続く漆器店には、奇跡的に残った輪島塗の器があった。防火扉を閉めていた店舗の2~4階には火が回らなかったのだという。“やはり輪島塗は強い”と再建を誓う9代目に話を聞いた。輪島塗の製造販売を

赤土を使ったグラス・そうめんみたいに太いモズクはいかが? 「すばらしき沖縄の職人展」 那覇市のタイムスビルであす30日まで
2024.06.29

赤土を使ったグラス・そうめんみたいに太いモズクはいかが? 「すばらしき沖縄の職人展」 那覇市のタイムスビルであす30日まで

 沖縄の伝統工芸品などがそろう展示即売会「すばらしき沖縄の職人展」(主催・読谷山花織事業協同組合など)が28日、那覇市久茂地のタイムスビル1階エントランスで始まった。30日まで。 宙吹ガラス工房虹のブースには、読谷村の赤土を使用したグラスや、気泡が特徴的な約200点の作品が並ぶ。

お気に入りの風鈴見つけて ユニークな1千個、新潟市の神社で揺れる
2024.06.29

お気に入りの風鈴見つけて ユニークな1千個、新潟市の神社で揺れる

 ゾウやパンダ、タコにエビ……。様々な形や色をした風鈴1千個以上が風に揺れ、涼しげな音色を立てる。新潟市中央区の白山神社で29日、恒例の「七夕風鈴まつり」が始まった。今年は「佐渡(さど)島の金山」(新潟県佐渡市)の世界遺産登録を願い、佐渡にちなんだ数種の風鈴が仲間に加わった。 ま

機屋を「生きた紬博物館」に 大島紬の文化的価値を重視 龍郷町 夢おりの郷
2024.06.28

機屋を「生きた紬博物館」に 大島紬の文化的価値を重視 龍郷町 夢おりの郷

 鹿児島県龍郷町大勝で本場奄美大島紬を製造する「夢おりの郷」。歴史ある織り機や方眼紙による図案、時代を彩った大島紬の現物など多くの資料を保有する。このほど、これらを一堂に集約。大島紬を広く知ってもらうため、自由に見学できるよう社内を再構築した。次代を見据えて、従来の機屋のイメージを刷新。大島紬

立つことしかできないかと…祇園祭の稚児人形、修復で正座の機能判明
2024.06.28

立つことしかできないかと…祇園祭の稚児人形、修復で正座の機能判明

 京都・祇園祭の山鉾(やまほこ)の一つ、鶏鉾の保存会(京都市下京区)は27日、鉾に乗せる稚児人形の修復を終え、報道陣に披露した。修復の過程で、正座ができる機能があることが判明した。かつて鉾には子どもが乗り、生き稚児と呼ばれたが、稚児人形も立ったり座ったりでき、その姿に近づけようとしたとみられる

「金継ぎ」のすすめ。割れてしまった大切な器がより美しくよみがえる
2024.06.28

「金継ぎ」のすすめ。割れてしまった大切な器がより美しくよみがえる

気に入って購入したもの、いただいた思い出の品、そんな大切な器が割れてしまって、悲しい思いをしたことはありませんか?日本には古くから陶器などの割れや欠け、ひびを修復する「金継ぎ(きんつぎ)」という伝統的な技法があります。美しく修繕することで、壊れてしまった器に新たな価値を与える「金継ぎ」は、長く

日本三大うちわ「房州うちわ」 やさしい風を届ける“うちわ職人”を育てた追い風、向かい風……
2024.06.27

日本三大うちわ「房州うちわ」 やさしい風を届ける“うちわ職人”を育てた追い風、向かい風……

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。「日本三大うちわ」といえば、京都の「京うちわ」、香川・丸亀の「丸亀うちわ」、そして、もう一つが、千葉・房総半島で作られている「房州うちわ」です。房州うちわのルーツは、江戸・日本橋にありましたが、関東大震災で職人さん

京都の夏の夜彩るあかり 祇園祭、山鉾飾るちょうちん作り最盛期
2024.06.27

京都の夏の夜彩るあかり 祇園祭、山鉾飾るちょうちん作り最盛期

 7月に京都で行われる祇園祭で、山鉾(やまほこ)や商店街を飾る提灯(ちょうちん)づくりが、京都市下京区の奥川提灯店で追い込みを迎えている。今年は合計約2500個を各所に納める予定で、特に商店街からの注文が多く、5月中ごろから、職人7人がかりで作業にあたっているという。作業場には、墨や赤い塗料で