色とりどり3000体のてるてる坊主で心も晴れ晴れ

AI要約

奈良県五條市の生蓮寺で、晴れ祈願の寺として知られる。全国から集められたてるてる坊主約3000体が飾られている。

生蓮寺は空海が高野山へ向かう道中に立ち寄り、晴天を祈願した場所。梅雨空の下にてるてる坊主が結ばれている。

てるてる坊主は全国から募集され、護摩木などと一緒に来年お焚き上げが行われる。住職は、災害が多いために穏やかな天候を願っている。

「晴れ祈願の寺」として知られる奈良県五條市の 生蓮寺(しょうれんじ)で、全国から集められた色とりどりのてるてる坊主約3000体が飾られている。

 生蓮寺は、空海が高野山へ向かう道中に立ち寄り、晴天を祈願したとされる。梅雨空の下、本堂の軒下や門には「天気快晴」や「世界平和」などの願い事が書かれたてるてる坊主が結ばれている。

 てるてる坊主は全国から募集しており、24日まで受け付けている。10月下旬まで寺で飾られ、護摩木などと燃やす「お焚(た)き上げ」を来年行う。住職の高畑公紀さん(47)は「災害が多いので、穏やかな天候になってほしい」と話している。