バスに乗ってパワースポットへGO!! 川越でのご利益は西武か東武かの選択で決まるってマジ?

AI要約

世情が不安定だと何かにすがりたくなるのは古今東西変わらないようだ。みんな大好きパワースポット巡りは、お守りや御朱印集めからスタートするのもいいだろう。

パワースポットを見つけるためには自分自身で探す必要があり、自分の感じるものに従うべきだ。

今回の記事では埼玉県の川越市を訪れ、パワースポットを求める旅に出る。

大都市であれば鉄道駅や地下鉄駅から徒歩で行けるスポットも多いが、もし路線バスの停留所が近ければ徒歩が少ないという意味で紹介する。また記事では、川越市の観光客増加に伴う問題も取り上げられている。

オーバーツーリズムが問題視されつつある現代において、パワースポット巡りはどのような意味を持つのか。記事を読んでその答えを見つけてみよう。

バスに乗ってパワースポットへGO!! 川越でのご利益は西武か東武かの選択で決まるってマジ?

 世情が不安定だと何かにすがりたくなるのは古今東西変わらないようだ。みんな大好きパワースポット巡りは、お守りや御朱印集めからスタートするのもいいだろう。パワーを必要とする皆様のために、路線バスで行くパワースポットをバスマガジンWEBのオリジナル連載で紹介する。

 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)

(詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)

 雑誌やSNS界隈で有名だからと言ってそれが万人にパワースポットかどうかはわからない。自分のパワースポットは自分で探すしかない。果てしない旅のようだが、きっと「感じる」ものがあるはずだ。それが見つかれば同じ神様を主祭神とする最寄りの神社や、同じ仏様を本尊とする寺院を訪ねるのもいい方法といえる。

 大都市であれば鉄道駅や地下鉄駅から徒歩で行けるスポットも多いが、もし路線バスの停留所が近ければ徒歩が少ないという意味で紹介する。またどんな理由で取り上げたのかも記者の感想や体験として本文中で触れる。バスマガジンWEBオリジナル「【バスに乗ってパワースポットへ】あなたのパワースポットを見つけよう!」にご期待いただきたい。

 

 今回のパワースポット巡りは埼玉県の川越市だ。小江戸と呼ばれる観光地で、東武、西武、JRが路線を持っている。いずれも首都圏から1本で行ける。東京都内のターミナルから1時間以内で最初の目的地まで余裕で到着できることから日本人・外国人を問わず人気のスポットだ。

 しかし江戸情緒を残すメインの通りは歩行者専用の歩道はなく、買い食いに興ずる観光客が車道まではみだし、そこを大型の路線バスが通過するという状況で、渋滞と接触の危険が隣り合わせの場所でもある。

 昨今はオーバーツーリズムともいわれ、鉄道会社が筝客にしのぎを削る中でキャパオーバーになりつつある。