高校生が新たな返礼品開発 ふるさと納税寄付額県内最少・松野町、特産品生かしプロジェクト(愛媛)

AI要約

ふるさと納税の寄付額が県内で最も少ない愛媛県松野町で、町内の高校生でつくる一般社団法人「マツノイズムプロジェクト」が新たな返礼品の開発を進めている。

町の返礼品は、これまで特産のモモや米などを採用していたが、寄付額は伸び悩んでいた。

2023年には町内に工場がある「キョクヨーフーズ」のカニ風味かまぼこ(かにかま)を追加し、同年度の寄付額は初めて1千万円超に。

高校生のアイデアで新たな目玉商品を開発しようと、同法人が4月から企画を始めた。

セットは同町延野々の道の駅「虹の森公園まつの」で扱う商品の中から選び、寄付額1万8千円分と2万8千円分の2種類を用意する。

メンバーは試食を重ね、色合いなども吟味しながらブランド米「まっさら米」や梅干し、桃ジャムなど計10品を選定した。

高校生が新たな返礼品開発 ふるさと納税寄付額県内最少・松野町、特産品生かしプロジェクト(愛媛)

 ふるさと納税の寄付額が県内で最も少ない愛媛県松野町で、町内の高校生でつくる一般社団法人「マツノイズムプロジェクト」が新たな返礼品の開発を進めている。メンバーが選んだ特産品を詰め合わせたセットで、9月の取り扱い開始に向け、町の魅力を伝えたいと奮闘している。

 町の返礼品は、これまで特産のモモや米などを採用していたが、寄付額は伸び悩んでいた。2023年には町内に工場がある「キョクヨーフーズ」のカニ風味かまぼこ(かにかま)を追加し、同年度の寄付額は初めて1千万円超に。さらに高校生のアイデアで新たな目玉商品を開発しようと、同法人が4月から企画を始めた。

 セットは同町延野々の道の駅「虹の森公園まつの」で扱う商品の中から選び、寄付額1万8千円分と2万8千円分の2種類を用意する。メンバーは試食を重ね、色合いなども吟味しながらブランド米「まっさら米」や梅干し、桃ジャムなど計10品を選定した。

 道の駅の松浦友昭総支配人は「どれも松野が誇る味。種類も多いので幅広い世代に楽しんでもらえる」と太鼓判を押す。