高級魚「ホシガレイ」漁獲量増やすため…発信機つけて稚魚約1万尾放流、追跡調査へ 福島

AI要約

福島県相馬市の松川浦でホシガレイの稚魚約1万尾が放流されました。漁獲量増加の取り組みの一環として行われました。

稚魚には超音波発信機を装着し、放流後の生態を研究するための取り組みも行われました。

放流されたホシガレイの追跡調査を通じて、漁獲量向上や漁獲効率改善の効果を検証していく予定です。

高級魚「ホシガレイ」漁獲量増やすため…発信機つけて稚魚約1万尾放流、追跡調査へ 福島

高級魚として知られるホシガレイ。漁獲量を増やす取り組みの一環として、9日、福島県相馬市の松川浦で約1万尾の稚魚が放流されました。

相馬市の松川浦から放流されたのは、高級魚ホシガレイの稚魚です。これは、将来的に漁獲量を増やすことを目的に、県の水産資源研究所が行いました。放流されたのは長さ10センチの稚魚、約1万尾。そのうち一部の稚魚には超音波発信機をつけ、福島大学や京都大学が共同で放流後の生態を明らかにします。

佐藤玲奈アナウンサー「そしてホシガレイをエサとするイシガニにも、樹脂で発信機が取り付けられています」

今年度からはホシガレイの稚魚を捕食するイシガニやマアナゴにも発信機をつけることで、どうすればホシガレイが食べられずに生き残ることができるかを調査します。

福島大学 環境放射能研究所・和田敏裕教授「漁獲量の向上や大幅な漁獲効率の改善に繋げていきたい」

今後、放流したホシガレイを追跡調査してその効果を検証していくことしています。