SHISHAMOにsumika、ブルーインパルス…川崎市制100周年祝いイベント

AI要約

かわさき飛躍祭が開催され、市民が参加。音楽イベントやスポーツ体験を楽しむ。川崎フロンターレの試合も行われた。

ロックバンドやブラスバンド、軽音学部などのパフォーマンスが行われ、観客を楽しませた。

市民の思いや夢をつなぐイベントで、子どもたちにとっても特別な体験となった。

SHISHAMOにsumika、ブルーインパルス…川崎市制100周年祝いイベント

 川崎市の市制100周年を祝うイベント「かわさき飛躍祭」が29日、等々力緑地(同市中原区)一帯で開催された。等々力球場での屋外音楽イベント「かわさき100フェス」には多くの市民が来場し、スポーツ体験教室やキッチンカーなどを楽しんだ。夜にはJリーグ1部(J1)川崎フロンターレによる市制100周年記念試合も行われた。     

 「100フェス」では市出身のロックバンド「sumika(スミカ)」がオープニングを飾ったほか、洗足学園音楽大学(同市高津区)のブラスバンド「フロントールズ」と市消防音楽隊が「好きです かわさき 愛の街」などを熱演。川崎総合科学高校(同市幸区)の軽音学部で結成された「SHISHAMO(シシャモ)」は代表曲「明日も」を奏でた。演奏中には航空自衛隊の「ブルーインパルス」が上空を飛ぶ演出で観客を沸かせた。

 スミカの片岡健太さんは「川崎で音楽フェスをやる夢がかなった」と感慨深げ。シシャモの宮崎朝子さんは「自分たちで音を鳴らし、パフォーマンスする。そんな音楽の楽しさが広がったらうれしい」と笑った。

 家族4人で訪れた樋口陽一さん(8)は「スポーツが好きだから、もっとスポーツの街になってほしい」と言えば、父の裕一郎さん(42)は「やっぱり、子どもたちが夢を持てる街になってほしい」と次の100年に思いをはせていた。

 7月1日には市制100周年記念式典が開かれ、市のスポーツ施設や美術館などを無料で開放する。