警察にコンビニの車を移動するよう言われた男性消防士…飲酒した状態でパーキングへ

AI要約

20代の男性消防士が酒気帯び運転で検挙された。

男性は飲酒後、コインパーキングで逆送により検挙。

井出市長が公務員の自覚を促し、信頼回復に努めるとコメント。

警察にコンビニの車を移動するよう言われた男性消防士…飲酒した状態でパーキングへ

能美市消防本部の男性消防士が6月30日に酒気帯び運転で検挙されていたことが分かりました。

検挙されたのは能美市消防本部の20代の男性消防士です。

能美市消防本部によりますと、男性消防士は、6月30日夜、金沢市内のコンビニエンスストアに車を停めた後市内の飲食店でビール類などを6杯ほどを飲みました。その約2時間後、警察からコンビニの車を移動するよう連絡があり、男性消防士は近くのコインパーキングへ車を移動させたと言うことです。

その際、対向車線を逆送した状態で入ったところを警察に目撃され、呼気検査の結果、規定を越えるアルコールが検出されたと言うことです。消防によりますと男性が事故を起こしたり逃げる素振りがなかったため逮捕に至らなかったということです。

男性は「市民・職員の皆さまにご迷惑をおかけして申し訳ございません。」と話しているということです。男性の勤務態度は至って真面目だったということで30日は非番でした。

能美市の井出市長は「今回の事案を厳粛に受け止め職務の内外を問わず公務員としての自覚を促すとともに信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。