![](/img/media/664df7d27e7ff.jpg)
運転免許の試験が20言語対応に 外国人受験者の合格率向上期待【新潟】
新潟県で外国語運転免許学科試験が20種類の言語で受けられるようになり、バスやタクシー業界への外国人ドライバー確保が期待されている。
過去は4つの言語だったが、ネパール語やタガログ語などが追加され、合格率向上が期待されている。
ネパール語で試験を受けた外国人もおり、合格したことで喜びを表明している。
![運転免許の試験が20言語対応に 外国人受験者の合格率向上期待【新潟】](/img/article/20240628/667e8720a960b.jpg)
28日から20種類の外国語で、運転免許の学科試験が受けられるようになりました。外国人が免許を取得しやすくなることで、バスやタクシー業界の人手不足解消につながることが期待されています。
■白井希咲記者
「こちらが外国語の学科試験の問題用紙です。このように表紙にはネパール語やタガログ語が書かれ、問題はすべてそれぞれの言語で書かれているということです。」
外国語による運転免許の学科試験は、従来は英語や中国語など4つの言語でしたが、28日からネパール語やフィリピンで使われるタガログ語などが加わり20種類になりました。県内で去年、4つの外国語で試験を受けた人は800人余り。母国語ではなかった人もいて、合格は2割あまりでした。
■県警察本部交通部試験教習補佐 平原敏行さん
「苦戦されていると見受けられますけども、言語数が増えますので、合格率も増えるのではないかと期待しております。」
自家用車などのための第1種免許だけでなく、タクシーやバスのための第2種も受けられます。28日、早速新たに加わったネパール語で試験を受けた人がいました。
■日本(新潟)に来て2年半 マガルメヌカクマリさん
「今まで12回ぐらい受けたけど、日本語で。就職のために免許が必要で。」
気になる結果は・・・
■日本(新潟)に来て2年半 マガルメヌカクマリさん
「ネパール語で受けましたので、合格しました。よかったです。」