運転免許の学科試験、20言語で実施へ 神奈川県警、運転手不足で

AI要約

神奈川県警は、運転免許センターでの学科試験を20言語で実施することを発表した。

これまでに1種免許は4言語で、2種免許は英語で実施されていたが、今後は20言語に拡大することとなる。

20言語には英語、中国語、ベトナム語、ポルトガル語などが含まれ、アジアを中心に幅広い言語がサポートされる。

 神奈川県警は28日から、運転免許センターでの学科試験を日本語のほか、20言語で実施する。運転手不足に悩む業界団体の要望を受け、警察庁が多言語化する方針を打ち出したことを受けたもの。

 県警はこれまで、車の運転に必要な「1種免許」は4言語(英語、中国語、ベトナム語、ポルトガル語)で実施。タクシーやバスなど客を運ぶ車の運転に必要な「2種免許」は4月末に英語での実施を始めたばかりだった。原付(日本語と英語)と小型特殊(日本語)は拡大対象外。

 20言語は次の通り。アジアを中心に各地の言葉が含まれる。

 英語、中国語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、タガログ語、ロシア語、ペルシャ語、韓国語、インドネシア語、クメール語、ネパール語、ミャンマー語、モンゴル語、ウクライナ語、シンハラ語、ウルドゥー語、アラビア語、ヒンディー語(稲葉有紗)