20代車掌が3両編成を5両編成と勘違い 駅構内で非常ブレーキをかけて緊急停車…乗客1人が肩に軽傷 JR函館線・白石駅
2日夜、札幌市白石区のJR白石駅構内で、普通列車が急停車したはずみで乗客1人が肩に軽いけがをしました。
急停車の原因は20代の車掌が勘違いし、非常ブレーキをかけてしまったことであり、列車は予定の位置よりも前で停車しました。
JR北海道は事故を謝罪し、けがをした乗客に手当てを受けさせました。
2日夜、札幌市白石区のJR白石駅構内で、普通列車が急停車したはずみで乗客1人が肩に軽いけがをしました。
JR北海道によりますと、2日午後10時58分頃、小樽発・苫小牧行きの3両編成の普通列車がJR白石駅構内で停止する際、非常ブレーキがかかり急停車しました。
その際、乗客1人が「右肩を痛めた」と訴えて、病院で手当てを受けました。
JR北海道は、けがをした乗客の年齢や性別を公表していません。
非常ブレーキがかかった原因についてJR北海道は、後ろの車両に乗っていた20代の車掌が、5両編成と勘違いし、あわてて手元の非常ブレーキのボタンを押したためと説明しています。
これにより、列車は本来の停止位置より約10メートル手前で停車しました。
JR北海道は「ご利用のお客様には、ご不安な思いをおかけいたしましたことをお詫び申し上げます」と、コメントしています。