市販のおかずにたよっても大丈夫!お弁当のバランスをよくするコツ3選

AI要約

お弁当作りのコツは、市販のおかずを上手に活用すること。

副菜を追加することでバランスの良いお弁当になる。

糖質やタンパク質に気を付けながら、手作り感を保つ工夫がポイント。

市販のおかずにたよっても大丈夫!お弁当のバランスをよくするコツ3選

今年は残暑が長そうですね。

こう暑いと、キッチンに立つ気力もなくなると思いますが、毎日のお弁当作りを続けるコツは、頑張りすぎないこと。

今回は、野菜や果物のおいしさを引き出す野菜料理家の越野美樹さんが、市販のおかずに上手にたよる、お弁当のコツ3つをお伝えします。

市販のおかずだけでも、ご飯を炊いておかずを詰めれば、立派な手作り弁当です。

作っただけえらい!と思います。

でも、市販のおかずを使うときは、野菜不足になりがちですよね、

時間のある日には、簡単に作れる副菜を添えるのがおすすめです。

写真のお弁当は、市販のシュウマイを温めて入れました。

メインに時間をかけない分、2品のおかずを足した日。

人参と油揚げを切って、切り干し大根を戻さずに加えて煮たおかず。

そして、かぼちゃをザクザク切って、戻さずに使える高野豆腐と煮たおかず。

先に切り干し大根の煮物を作りはじめて、同時進行で、15分くらいで仕上がります。

1品でもいいので、野菜のおかずをプラスすると、バランスがよくなりますよ。

市販のおかずは、糖質にかたよることもありますよね。

写真の餃子は娘の手作りですが、市販の餃子を使うこともあります。

炭水化物が多いおかずのときには、タンパク質をちょい足し。

ツナ缶やひき肉、戻さずに使える高野豆腐など、手軽に使えるタンパク質素材を使うと、手間なく作れますよ。

今回加えたのは、にんじんとキャベツとニラを切って、ツナオイル缶を汁ごとと、戻さずに使える高野豆腐を加えて、蒸し煮した一品。

炒め物は時間がかかりますが、オイルを加えて蒸し煮することで、鍋にお任せ、時短で作れます。

ご飯が進まない市販のおかずのときは、ご飯を味つきに変更します。

写真は、市販のクリームコロッケを温めて入れたお弁当。

ご飯をチャーシューとにんじんのおこわ風に変えました。

炊き込みご飯も、前日に具材を切って冷蔵庫に入れておけば、朝、すぐに炊けて楽ちんですよ。

いつもよりも少し水分を減らして浸水しておきます。

酒、醤油、ごま油を加えて、普通に炊けばOK。

ごま油の香りとコクが加わって、冷めてもおいしいですよ。

この日はタンパク質が足りなかったので、おやつでプラス。

卵がたっぷり入ったカステラを添えました。

おやつも糖質にかたよりがちなので、ちょっと意識すると栄養を補えます。

頑張りすぎないお弁当は、自分も楽になるし、副菜を丁寧に作れる分、愛情もちゃんと伝わります。

暑い時期は特に、市販のおかずにたよって、手作りのお弁当を楽に続けましょう。

記事を書いたのは…越野美樹。野菜のおいしい食べ方を伝授する、調理師。ワンオペ・フルタイムでも作れる簡単・時短の野菜料理が得意。講談社コクリコ、ケノコト、ポラン宅配、Nadiaなどでレシピ提供やコラム執筆をしています。

編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※気温の高い時期はおべんとうが傷みやすいので注意してください。気温25度以上の日には生野菜を避け、卵や練り物、肉・魚類にきちんと火を通すことをお勧めします。