料理人・道場六三郎 93歳でも元気いられる秘けつは「1日、平均4000歩を歩く」

AI要約

和の鉄人として知られる料理人・道場六三郎さんとフレンチの鉄人として知られる坂井宏行さんが高齢者向けの栄養豊富なメニューの監修や元気の秘けつを伝授する記者発表会に登場

道場さんは口を大きく開けられない高齢者のために小さくカットした柔らかい食材で味を損なわずにおいしく食べる工夫を話す。さらに、トマトケチャップとみそを混ぜてトマトみそという新しいタレを考案

趣味である料理から離れられない道場さんは、ウォーキングや心配せずに生きる心構えで健康を保つ秘けつを明かし、友人たちが転んで歩けなくなる中でも自身は活発に動き続けていることを説明

料理人・道場六三郎 93歳でも元気いられる秘けつは「1日、平均4000歩を歩く」

“和の鉄人”として知られる料理人・道場六三郎さん(93)が17日、七日屋“やわらか和食”“フレンチ嚥下(えんげ)食”新商品記者発表会に、“フレンチの鉄人”で知られる坂井宏行さん(82)とともに登場。90歳を超えてもなお、元気でいるための秘けつを明かしました。

今回、道場さんは噛(か)むことが困難になった高齢者のために、おいしく必要な栄養がとれるメニューを監修。「どうしても年をとると口を大きく開けられないので、なるべく小さくカットしたものとか、柔らかいものとか。なるべく味を崩さないでいただくということを心がけている」とこだわりを語りました。

93歳になっても料理の研究を続けているという道場さんですが、最近の新たな発見として「トマトケチャップとみそを混ぜて“トマトみそ”というすごくおいしいタレができてね、いま喜んでいるんですよ」と明かし「だから僕はやっぱり生きている限り料理からは離れられないね」とコメントしました。

そして、元気でいられる秘けつを聞かれるとウオーキングを挙げ、「大体1日、平均4000歩を心がけているんですけど、ゴルフに行けば大体8000~9000歩は歩きますし、あとは朝食を食べに歩いて、平均4000歩を心がけております」と日課を告白し「転んで歩けなくなった友達も結構いるんでね。なんとか足の筋肉だけでも」と語りました。

さらに、「僕は考え方を“なるようになるさ”という感じで心配していないんですね」と心構えについても秘けつを明かしました。