2026年卒就活生に聞いた志望企業選びで重視するポイント、文系学生は「なりたい職種」、理系学生は「給料」
学生が十人いれば、十通りの就活の進め方・やり方がある。
ワンキャリアが2026年卒の学生向けに実施した調査結果をもとに、文系学生と理系学生の企業選びで重視するポイントの違いが明らかになった。
後編では東京圏の学生と地方学生の企業選びの重視する点の違いについても解説される。
インターンシップ情報の収集や企業選びでスカウトサービスを利用している学生が多く、興味のある業界・企業からのスカウトが最も重要視されていることがわかった。
文系学生と理系学生が企業選びで重視する要素には、一部の差異が見られ、ワークライフバランスや給料などが挙げられている。
調査は2024年に行われ、586人の大学生が回答した。
進学志向や地域差により、学生の就活のアプローチは異なるが、共通するポイントもある。
調査結果を参考に、就職活動において自身に合った選択肢を見つけることが重要だ。
学生が十人いれば、十通りの就活の進め方・やり方がある。では、理系か文系か、東京圏の学生か地方の学生かで、企業選びにおいて重視するポイントはどう異なるのだろうか?
ワンキャリアはこのほど、2026年卒の学生向けに就職活動に関する調査を実施し、その結果を発表した。
インターンシップ情報の収集や企業選びでスカウトサービス(逆求人サイト)を登録しているかを尋ねたところ、84.3%が「登録している」と回答した。
スカウトを開封する上で最も重視している点は「興味のある業界・企業からスカウトがきているか」(47.2%)で1位となった。
次いで「プロフィール内容(ガクチカ・活動実績)を見た上で送信しているとわかるか」(16.6%)、「スカウト限定フロー(面談案内や選考直結など)であるか」(15.6%)となり、自分を理解して書かれた、次のステップへ進める特別なスカウトであるかが開封の鍵となっているようだ。
文系学生・理系学生が企業選びで重視する点について、ともに「ワークライフバランスが確保できる」が1位となり、文系(18.8%)のほうが理系(12.6%)よりも重視していることがわかった。
その他に両者の間で特徴が表れた項目を見ると、文系学生で2位となった「自分のなりたい職種である」(10.3%)が理系では5位(9.5%)に、文系学生で6位となった「給料が高い」(7.6%)が理系では2位(10.7%)となった。
後編では東京圏の学生と地方学生の企業選びの重視する点の違いについて、調査結果を発表していく。
<調査概要>
調査名:【26卒】就職活動に関するアンケート
調査期間:2024年5月31日?6月5日
調査機関(調査主体):株式会社ワンキャリア
調査対象:2026年卒の大学生
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:586
出典:ワンキャリア調べ
構成/こじへい