ぐっすり眠れないのは、胃腸が弱っていることが原因? 専門家がおすすめ食材を解説
疲れているのに眠れない、朝早く目覚めてしまう悩みについて、薬膳アドバイザーの道川佳苗さんが中医学の視点からアドバイスをしている。暑い時期特有の原因もあり、胃腸の弱りやエネルギー不足につながる可能性がある。胃腸を温める食材や血を補う食材を摂取することで眠りをサポートすることが重要だ。
【クックパッドニュースラジオ@voicy】音声プラットフォームアプリ「Voicy」では、クックパッドニュース編集部のメンバーが、料理にまつわる悩みから台所事情、外食との関わり方まで赤裸々に話しています。今回は「疲れているのに眠れない原因とその対策」をテーマに語ってみました!
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キダ:今回は、「疲れているのに眠れない」「朝早く目覚めてしまう」といった悩みを持つ方に、薬膳アドバイザーの道川佳苗さんが中医学の視点からアドバイスをしてくれている記事を紹介します。
ウエキ:気になる。
キダ:朝早く起きちゃったり、熟睡できなかったりする原因には、実は暑い時期特有の原因もあるみたいで。
ウエキ:そうなんだ。
キダ:冷房によって冷えたり、冷たいものを食べすぎたりして、胃腸が弱ってる可能性があるんだって。
ウエキ:わかるわかる。
キダ:胃腸の働きが低下すると、体内で必要な栄養素がうまく吸収されずに、体の疲労感が増しちゃうみたいです。
ウエキ:なるほどね。
キダ:この状態が、体のエネルギー不足を指す「気虚(ききょ)」になってしまうので、胃や腸を温めるスープとかおかゆとかを摂ることが大事なんだって。
ウエキ:夏もスープがいいんだね。
キダ:あと、ストレスによって「肝」への負担だったり、暑さによって「心」への負担だったりが増えてくることも原因みたい。
ウエキ:うんうん。
キダ:肝や心が弱まると、動機がしたり、精神的に不安定になったり、情緒不安定やイライラ、頭痛やめまい、痙攣、眼精疲労なども出て、不眠になっちゃうそう。
ウエキ:それは結構大変だね。
キダ:だから、食材で胃腸を元気にしたり、ストレスや疲労で不足しがちな「血」を補ったりすることが大事なの。
ウエキ:どういう食材がいいの?
キダ:胃腸を元気にする食材は、鶏肉、きのこ、長芋、とうもろこし、かぼちゃとか。
ウエキ:血を補うのは?
キダ:さば、かつお、まぐろ、しじみ、豚肉、牛肉などの動物性の食材がいいみたい。
ウエキ:なるほど。
キダ:こういったものを食べて、胃腸を温めると眠れるようにもなるかもね。
ウエキ:いいかもしれないね。
キダ:なかなか眠れない人は、食べ物の面からもぜひアプローチしてみてはいかがでしょうか。それではまた!
画像提供:Adobe Stock
■クックパッドニュース編集部
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