【約5割が知っている】日本で1番「平均標高が高い都道府県」 思わず納得してしまう県だった

AI要約

長野県が日本で1番平均標高が高い都道府県であることがアンケート結果から分かった。

長野県の平均標高や最高標高地点について説明され、その違いが明らかになった。

経済面では、長野県の県内総生産や1人当たりの県民所得についてのデータが示された。

【約5割が知っている】日本で1番「平均標高が高い都道府県」 思わず納得してしまう県だった

日本で1番「平均標高が高い都道府県」はどこかご存知でしょうか。

今回アンケートを取ったところ、全体の約5割が知っているということが分かりました。

記事後半では。日本で1番「平均標高が高い都道府県」の経済面について紹介します。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「長野県」「山梨県」「岐阜県」「群馬県」の4択のうち、「日本で1番『平均標高が高い』都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の54%が長野県と回答。

次に多かったのが30%の山梨県。そして9%の岐阜県、7%の群馬県という順番になりました。

ちなみに各県の最高標高地点は、長野県・奥穂高岳の3190m。山梨県・富士山(剣ヶ峰)の3776m、岐阜県・奥穂高岳の3190m、群馬県・白根山の2578mです。

国土地理院が公表している「都道府県別平均標高(日本)」によると、平均標高が1番高い都道府県は長野県の1132mとなっています。長野県には、奥穂高岳や北穂高岳、槍ヶ岳など標高3000mクラスの高い山がつらなっており、日本の屋根と呼ばれています。

2番目に高いのは山梨県の995m。次に群馬県の764m、岐阜県の721mという順番。TOP4までは、すべて海がない内陸県でした。

ちなみに、平均標高が1番低いのは千葉県(45m)となっています。千葉県と長野県の平均標高は、約1000mもの差があるのです。

続けて両県の平均気温の違いも見てみましょう。気象庁の平年値(1991年~2020年)によると、長野県の1月の平均気温はマイナス0.4℃に対し、千葉県は6.1℃。8月の平均気温は長野県25.4℃、千葉県27.1℃でした。

ここからは長野県について紹介します。

本州の中心部にある長野県は、1万3561平方キロメートルの面積に約200万人が生活をしています。県の長さは東西約120キロメートル、南北約212キロメートルとなっています。

人口が1番多いのは、長野市の約36万人。続いて松本市の約23万人、上田市の約15万人で、人口10万人以上の市は3つあります。

経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は、名目8兆6243億円。1人当たりの県民所得は294万9000円でした。

●調査概要

調査日:2024年9月11日

調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)

 ・クロス・マーケティング QiQUMO

 ・国土地理院「都道府県の最高地点」

 ・国土地理院「都道府県別平均標高(日本)」

 ・長野県「おもな山・川・湖」

 ・長野県「長野県のいち、大きさ」

 ・気象庁「平年値(年・月ごとの値)長野県」

 ・気象庁「平年値(年・月ごとの値)千葉県」

 ・長野県「長野県の県民経済計算」