【知ってた?】実は“東京発祥”な料理3選『カレーうどん』『カツカレー』など

AI要約

日本全国で食べられている料理の中には、実は東京が発祥のものが多く存在する。

東京発祥の料理として、カレーうどん、カツカレー、親子丼の3つを紹介。

歴史ある東京の料理のルーツを知ることで、料理の面白さを再発見できる。

【知ってた?】実は“東京発祥”な料理3選『カレーうどん』『カツカレー』など

普段何気なく口にしているさまざまな料理。全国で食べられている料理のなかには、「実は東京が発祥の食べ物」というものも多くあるのです。

今回は、あまり知られていない東京発祥の料理を3つ紹介します。

コクのある出汁にスパイシーなカレーが絶妙にマッチしたカレーうどん。うどんで有名な香川が発祥ではなく、実は東京が発祥なんです。

日本カレーうどん協会によると、その歴史は明治時代の洋食人気を受け、1904年に東京のそば屋が提供を始めたのが発祥だそうです。

ちなみに、日本カレーうどん協会のサイトにはカレーうどん検定なる検定も。我こそは! というカレーうどん好きの方はぜひ挑戦してみてください。

アツアツのカレーライスにサクサクのとんかつが嬉しい、「カツカレー」。こちらも全国で広く食べられている“ガッツリ系ご飯”の代表格ですが、実は東京が発祥の料理です。

カツカレーは、1947年から銀座に居を構える老舗洋食店「銀座スイス」で誕生しました。開店当時から看板メニューとして提供していたカレーには、とある野球選手の鶴の一声により誕生したそうです。1948年に、巨人軍所属の二塁手・千葉茂選手が試合前に銀座スイスに来店。

「カレーライスにカツレツを乗せてくれ!」とオーダーしたことから、現在のカツカレーが誕生したとのこと。

スポーツ選手ならではの豪快な発想がなければ、今のカツカレーは無かったのかもしれませんね。

食材が手に入りやすく、調理も簡単なことから家庭から専門店まで、幅広く愛されている「親子丼」。こちらの発祥には諸説あるものの、農林水産省の公式サイトでは、明治時代の東京で誕生した説が紹介されていました。

親子丼は、江戸時代から営業している老舗中の老舗「玉ひで」で、1887年ごろに誕生したとのこと。鶏すき(鶏肉のすき焼き)の締めに、残った肉と割り下を卵とじにしてご飯とともに食べられていた「親子煮」が元になったそうです。

1891年に、五代目の妻・とくさんが「親子煮」をご飯に乗せて一品料理として提供したとのこと。当初は出前専用で作っていた親子丼が日本橋の人々の心をつかみ、やがて日本中に広まったと紹介しています。

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以上、実は東京が発祥だった料理3選を紹介しました。

普段食べている料理のルーツを探ってみると、面白い発見があるかもしれませんよ?