フランス人シェフが選んだ「好きな日本食トップ5」 1位に選んだ意外な料理に驚き 「日本人の料理人でもその答えは出ない」

AI要約

外国人シェフが好きな日本食トップ5を紹介。焼き肉やたこ焼き、懐石料理などがランクイン。

シェフのトップ5に意外な料理も入っており、日本の食文化に対する深い愛情が垣間見える。

各料理に対するシェフのコメントや注目度も高く、日本食の魅力が伝わる。

フランス人シェフが選んだ「好きな日本食トップ5」 1位に選んだ意外な料理に驚き 「日本人の料理人でもその答えは出ない」

 世界中で大人気の日本食。日本で暮らす、食文化に造詣の深い外国人シェフは、好きな日本食にどんなものを選ぶのでしょうか。フランス人YouTuberのオレリアン・プダさんが、友人でフランス人シェフのシャルルさんに「好きな日本食トップ5」を質問。上位には意外な料理も挙がり、話題になっています。

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 東京・代官山にあるカフェで、日本のフルーツを使ったスイーツで腕を振るうフランス人シェフのシャルルさん。これまでもオレリアンさんとともに、お店で使うフルーツが育つ様子を知るために果樹農園を訪ねたり、かき氷やぜんざいといった和のスイーツを堪能したりなど、日本の食文化を探求しています。

 オレリアンさんが自身のインスタグラムアカウント(bebechan_france)に投稿した動画では、そんなシャルルさんの「好きな日本食トップ5」を紹介。第5位は寿司、第4位はラーメン、第3位は焼き肉という納得のラインナップです。とくに焼き肉は「温かい雰囲気で、焼き肉の味自体も本当に最高です」と、シャルルさんは大絶賛しました。

 神戸牛や松阪牛をはじめ、和牛は世界でも高級食材として珍重されています。畜産業ではエサや環境などに工夫を凝らし、細やかなさしややわらかな肉質になるよう生育。また、素材の肉だけでなく、タレなども各店が試行錯誤していることから、「日本の焼き肉が好き」という訪日外国人も少なくありません。

「これは本当に大好きで……」とシャルルさんが第2位に挙げたのは、なんとたこ焼きです。「もう大ファン。日本らしくて大好きです。温かくて気軽に買えて、カツオ節がまたいいですよね」と、“たこ焼き愛”を語りました。

 外国人観光客の間でも、人気が高まっているたこ焼き。甘みの強いソースは日本ならではの味で、お気に入りに挙げる訪日外国人も少なくありません。シャルルさんにとっても、たこ焼きは日本を感じるメニューのひとつのようです。

 そして、シャルルさんが第1位に選んだのは懐石料理でした。「しっかりと日本の食文化を学べる料理です。いろんな味、食感、食材に出合えます。職人さんによって魅力もさまざまです。いつも新しい世界を発見できます!」と、シェフらしい視点で理由を明かしています。

 シャルルさんが選んだ日本食トップ5に、コメント欄には「たこ焼きがこんなに上位なんて、意外でした」「大阪人としましてはたこ焼きのランクが高いことに喜びを隠せません」との声が。また、1位の懐石料理に「懐石料理を選ぶところはさすがですね」「懐石料理と出てくるあたりが『料理人』だわ」「料理に対する並々ならぬ探究心と愛を感じますね。日本人の料理人でもその答えは出ないと思う」など感心の声が上がっています。