夜間の熱中症に要注意 就寝前にやるべきこととは 消防局が呼びかけ 「自分自身を守らないとですね!」

AI要約

最近、気温が高く熱中症対策が必要な日が続いている。

熱中症は夜も起こり得るため、寝る前の水分補給や環境整備が重要。

寝る前の熱中症対策は快適な睡眠や夏バテ予防にもつながる。

夜間の熱中症に要注意 就寝前にやるべきこととは 消防局が呼びかけ 「自分自身を守らないとですね!」

 地域によっては最高気温が40度を超える日があるなど、気温が高い日が続いています。強い日差しが照りつけている日中は、きちんと熱中症対策をしている人が多いでしょう。しかし、夜寝るときにも油断は禁物です。尼崎市消防局は公式インスタグラムアカウント(amagasaki.119.fd)で、夜も「熱中症になることがある」と警鐘を鳴らしています。

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「【熱中症夜なら大丈夫?】」

 そんなコメントとともに投稿された動画は、ドラマ仕立てになっています。就寝前の消防隊員2人が、明日に備えて寝ようとしているシーンから始まります。

 布団をかけて寝ようとしたところ、「この部屋ちょっと暑ない?」と気がついた先輩隊員。すると、後輩隊員からは「もう寝るだけやしクーラー切ってますよ」との返事がありました。それを聞いた先輩はすかさず注意。

「寝ている間も汗かくし、熱中症になることあるんやで! だから、寝る前にはしっかり水分補給して、クーラーとか扇風機で環境を整えてから寝るようにせなあかん!」と強い口調で訴えます。

 さらに、シーンが切り替わり、別の消防隊員から解説が続きます。それによると、人間は「寝ている間にもコップ1杯ほどの水分が失われます(200~500cc)」。寝ている間に熱中症にならないよう、予防するためにも「寝る前には水分補給をして、温度と湿度を調整し、睡眠環境を整えてから寝るようにしましょう」と呼びかけました。

 コメント欄には、「暑いの我慢している人もいるけど……。自分自身を守らないとですね!」「一番大切な情報です」「夜間はそこまで暑くないからってつけない方も多いですが、夜間も日中降り注いだ日差し(の熱)が家の中に入ってくるって聞いたこともありますし、しっかりつけて寝ます!」などの声が寄せられています。

 寝る前に熱中症対策を行うことで、快適な睡眠にもつながります。暑さで疲れが溜まりやすいうえに、体調を崩しやすい季節。熱中症と夏バテ予防のためにも、睡眠時の環境の見直しを行いましょう。