安易な地植えで後悔するかも!?《元気に育ちすぎるハーブ》4選。脅威のミントテロを起こさないために

AI要約

ハーブの育て方と難易度について紹介。

ハーブの中でも管理が難しい4種類を取り上げ、注意点を述べる。

特にミントやローズマリーの管理について詳細に解説。

安易な地植えで後悔するかも!?《元気に育ちすぎるハーブ》4選。脅威のミントテロを起こさないために

いい香りに包まれた、おしゃれなハーブガーデンにあこがれて、お庭やプランターにハーブを植えてみた経験のある方も多いでしょう。

ハーブはお料理の香りづけやハーブティー、リースなど楽しみ方が豊富で、お気に入りのハーブを育てていると、生活に潤いが生まれます。

しかしハーブは生命力が強い植物が多く、生育が旺盛すぎたり繁殖力が強かったりして、手がかかるものもあります。とくにミントは地植えすると広がりすぎることで有名です。

この記事では、筆者が実際に育てている植物の中から、管理が大変なハーブ4選を、参考価格とともにご紹介します。

安心して楽しむための方法もお伝えするので、育てたいハーブがある方は参考にしてくださいね。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

 ・ミント類[落葉多年草]

 ・ローズマリー[常緑低木]

 ・シソ[一年草]

 ・ジャーマンカモミール[一年草]

●ミント類[落葉多年草]

夏に嬉しい、スーッとした清涼感が心地よいミント類。品種によって香りが違い、ハーブティーやスイーツ、ポプリなど楽しみ方も豊富です。

しかし先述した通り、ミントは「植えてはいけない植物」として有名。かなり生育旺盛で丈夫なハーブです。地下茎でどんどん広がり、数年たった茎は木のように固くなるので撤去するのも苦労します。

カットした茎やわずかに残った地下茎からも根を出して育つほか、こぼれ種からも発芽するため、庭に植えてしまうと後悔されがちです。

筆者は鉢植えでアップルミントを育てていますが、毎年プランターが地下茎でパンパンになっています。

※参考価格:200~600円前後(3~3.5号ポット苗)

●ローズマリー[常緑低木]

お料理の香りづけや、肉・魚の臭み消し、リースなどで大活躍のローズマリー。晩秋から初夏にはかわいらしい花も楽しめます。

ローズマリーもかなり生育旺盛で、放っておくと大株になってしまいます。ローズマリーには立性と這性がありますが、とくに管理が大変なのは這性。うねうねと地面を這うように成長し、地面についた枝からは根が出るので、剪定も大変です。

ローズマリーを育ててみたい方は立性を選ぶのがおすすめ。蒸れると虫がつきやすいため、梅雨前と秋の年2回程度、収穫を兼ねてバッサリと剪定しましょう。立性は刈り込みもできます。

※参考価格:200~2000円前後(3~3.5号ポット苗)