豚バラとなすのスタミナみそ炒め＆トマトとちぎり豆腐のサラダ

とろっとしたなすのみそ炒めと酸味のあるトマトのサラダが◎。先に豆腐をちぎってペーパータオルではさみ、材料を切ります。なすを炒めて取り出したら、ほかの材料も炒めて主菜を仕上げ、豆腐とトマトを混ぜれば副菜が完成します。

●材料（4人分）

豚バラ薄切り肉…300g

なす…5個（400g）

玉ねぎ…1個（200g）　

青じそ…約5枚

［A］

　おろしにんにく、おろししょうが…各小さじ1/2

　みそ…大さじ3

　酒、みりん…各大さじ2

サラダ油…適量

塩

●作り方

（1）下ごしらえをする

なすは縦六つ割りにし、長さを半分に切る。玉ねぎは縦半分に切ってから横に幅1cmに切る。豚肉は幅7～8cmに切って塩小さじ1/4をふる。［A］を混ぜ合わせる。

（2）なすを炒める

フライパンに油を深さ5mmほど注いで中火で熱し、なすを入れて炒める。約3分炒めてしんなりとしたら、一度取り出す（残っている油を使うので網じゃくしですくって取り出す）。

（3）豚肉、玉ねぎ、なすを炒め合わせる

（2）のフライパンの油を約大さじ1/2残して中火で熱し、豚肉を炒める。肉の色が変わったら玉ねぎを加えて炒める。透き通ってきたら（2）のなすを戻し入れ、［A］を加え、全体にさっと炒め合わせる。器に盛り、青じそをちぎってのせる。

（熱量459kcal、塩分2.2g）

●材料（4人分）

トマト…2個（300g）

木綿豆腐…1丁（300g）

［A］

　塩…小さじ2/3

　しょうゆ…小さじ1

　こしょう…少々

　ごま油…大さじ1

刻みのり…適量

●作り方

（1）下ごしらえをする

豆腐は手で一口大にちぎり、ペーパータオルではさんでおく。トマトは8等分のくし形切りにする。

（2）混ぜる

ボウルに［A］を混ぜ、（1）を加えてあえる。器に盛り、のりをのせる。

（熱量99kcal、塩分1.3g）

【編集担当】なすがとろっと柔らかくておいしい！青じそがきいているのがいいですね。

【市瀬さん】青じそはちぎると香りが際立ちます。なすは油を吸うので先に炒めて火を通しておくと炒めものがおいしく仕上がります。味つけするみそには、にんにくとしょうがを混ぜているのでスタミナがつきますよ。

【編集担当】このみそ炒めは、本当にご飯がよく進みます！

【市瀬さん】今日は玉ねぎを使いましたが、しし唐と合わせてもおいしいですよ。しし唐を使うときは包丁の先で切り目を入れると火が通りやすくなり、味がよくしみます。こくのあるみそ炒めのときは酸味のあるトマトのサラダを添えると口の中がさっぱりしていいですよ。

＜この特集のレシピについて＞

・野菜はよく洗い、特に表記のない限り、へた、がく、種、根元などを除いてから、調理してください。

・肉、魚は、水けを拭いて、鶏肉は余分な脂や筋を除いてから調理してください。

・フライパンは、直径28cmのフッ素樹脂加工のものを使用しています。

・IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げものをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。

・電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。

・だし汁は、昆布と削り節や市販のだしパックでとるか、和風だしの素を表示どおりに薄めて使ってください。

※熱量、塩分はそれぞれ1人分で表示しています。　

※塩分の摂取量の成人1人当たりの1日の目安は、男性は7.5g未満、女性は6.5g未満です。

＜教えてくれた人＞

市瀬悦子さん

料理研究家。身近な食材でできるだれにでも作りやすい家庭料理を提案。ご飯が進むがっつりレシピが大人気。

参照：『サンキュ！』2024年8月号「なす・トマトのおかず」より。掲載している情報は2024年6月現在のものです。

編集/サンキュ！編集部