砂糖なしでもコーヒーをおいしく飲む「4つの裏ワザ」

AI要約

コーヒーに入れていた砂糖や甘味料をカットする理由は様々。

コーヒーを飲む理由も人それぞれで、他人の意見に左右される必要はない。

甘みをカットしてもおいしいコーヒーを楽しむためのコツを紹介。

砂糖なしでもコーヒーをおいしく飲む「4つの裏ワザ」

コーヒーに入れていた砂糖や甘味料をカットしようと思う理由は人それぞれ。健康のためだったり、別の理由だったりします。

コーヒーを飲む理由も人それぞれなので、世間のスノッブなコメントや善悪を決めつけるコメントに従う必要はありません。

どんな理由であれ、これまでコーヒーに入れていた甘みをカットしても、おいしくコーヒーを飲める4つのコツをご紹介しましょう。

砂糖、脂肪、塩は食べ物をおいしくする三大要素です。でも、食品1つに含まれる3つの含有量を同時に減らすのは至難の業。

ですから、90年代に大量生産されていた低脂肪スナックは塩気か甘み(人工甘味料である可能性大)が強かったのです。

自分で食事や飲み物を作るときは、そこまで大量に入れることはありませんが、1杯のコーヒーを淹れるときにも同じ原理が働きます。

コーヒーに入れる砂糖(または人工甘味料)をカットしたいときは、普段よりクリームの量を増やしてみましょう。クリームも砂糖と同じで、コーヒーの苦みを和らげてまろやかな味にしてくれます。

コーヒー自体の風味が好きなことは、この場合とても重要です。

焙煎度が浅いコーヒーの軽やかな柑橘系の風味がお好みですか? 一方で、焙煎度が深いと風味が豊かになり、甘みを加えて味をぼかさなくても味わいやすいことはご存知でしょうか。

ほとんどのコーヒーショップでは、浅煎り、中煎り、深煎り(ブロンド、ミディアム、ダーク)などさまざまな焙煎度のドリップコーヒーを提供しており、感じよく頼めば、たいてい試飲もさせてくれます。

まずは、ブラックから試飲してみてください。コーヒーの本当の味がわかります。何か足さなくても十分おいしいと思える新しい味に出会えるかもしれません。

コーヒーの味がそれほど好きではない場合は、冷やして飲んでみましょう。

冷たくすると味がわかりにくくなるので、コーヒーに氷を入れると苦みが気にならなくなるかもしれません(私自身は、アイスコーヒーはブラックで飲んでも平気ですが、ホットコーヒーだとそうはいきません)。

シナモンは甘くありませんが、甘みを連想させるので、コーヒーに入れる砂糖や甘味料をカットしても舌と脳のごまかせます。

朝や午後のコーヒーにシナモンをさっとひと振りしてみましょう。シナモンをコーヒーの粉に加えると、スパイスの香りがコーヒー全体に満ち溢れていい感じになりますよ。

──2019年11月14日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

訳: 春野ユリ