時短勤務をしたら評価はあがらない?働き方を変える女性のモヤモヤ【ミモレ登場!『あさイチ』連動特集】

AI要約

7月22日放送の『あさイチ』では、女性の多様な働き方の実態に迫りました。

働き方の変化が抱える課題や違和感、そして改善すべき点が明らかになりました。

保育や介護に関する制度や配慮の必要性が示唆され、社会全体での対応が求められています。

時短勤務をしたら評価はあがらない?働き方を変える女性のモヤモヤ【ミモレ登場!『あさイチ』連動特集】

7月22日放送の『あさイチ』(NHK)は、「『虎に翼』から100年 私たちの“はて?”」と題し、『虎に翼』で寅子が過ごした時代から100年経った現代で、女性の多様な働き方は実現されているのか? その実態に迫ります。その中でミモレ編集部が取り上げられます。

育児や介護、病気などを抱えた人が働きやすい職場は実現できているのでしょうか? 実際にマミートラックや介護、病気による離職や休職、時短勤務を経験した人にアンケートを実施しました。

 

働き方を変える過程でしんどかったこと、諦めたこと

・出張などの仕事は他の人に回っていったこと、やりたい仕事があってもやれますと言えなかったこと。

・重要なことを決断する立場にはならなかったり、自分よりも能力的に低いかな、と思う方が上に立っていくことはキツイと思った時期はありましたが、子育てして18年、当初はもっと仕事をしたいのに、と思い続けていました。今は第三子を出産し、仕事は程々にと思うようになり、むしろ、期待されないことに有り難く思ったり、なんだかなぁと思ったり、複雑な心境です。

・短時間勤務のため、つけないポストがあり、やりたくないわけではないけど物理的にできず悔しかったし、周囲の目も厳しかった。

・転職すると環境に馴染むまでが大変。あとは年収ダウンは残念。自分は何がやりたかったのだろう? と分からなくなる。

・時短だから「当たり前」と会社にも家族にも思われること。時短にしたんだから査定が上がらない、息子の送迎やチームボランティアなどやって当たり前など。

  

働き方の変化により、やりたい仕事を諦めざるをえなかったという声が多数を占めました。また、時短勤務をすると評価が上がらないという現実に違和感を感じるという声も。 

あったらいいと思う配慮や制度

・保育園には入れても学童がいっぱいで、1年生しか預かってもらえない状況。保育園並みにもっと学童を充実させるべき。

・小学校が終わるまでの時短勤務義務化。子供が3人いて時短をしないと回らなくなり制度がなくなるので退職しました。また時短を取ることにより肩身が狭い思いを沢山しました。

・短時間勤務の場合の代替要員を必須にしてほしい。パートでも実力に合わせた仕事をさせてほしい。

・様々な制度は調べればちゃんとありました。ただ、個人の範囲を超えた権限が必要な制度がいっぱいありました。要介護や生活上プロの手が必要なレベルになったと感じたら、迷わず行政の力を借りないとこちらが壊れます。

・時間休を取りやすくする制度。小4以上も時短ができる制度(子どもが発達障害なので小4になってもまだまだ手が掛かりました)。

・きちんとした相談窓口を設置して専門知識のある担当を配置すること。制度や配慮は時代や社会の変化とともに変わってくるので、その職場に合った考え方なり決まりを取り入れるようにすること。