命の危険も!?特に40代以降は気をつけたいトイレの環境・掃除用品

AI要約

40代を超えると増えてくるのが胃腸の病気や不調。発見が遅れると取り返しのつかないことになるケースも…。

病気の兆候に気づくために毎日欠かさずした方がいいことがある。

病気を早期発見して命を守るために整えたいトイレの環境についての記事。

尿や便の色や匂いを観察して病気の兆候を見逃さないようにする。

排せつ物の色を正確に見るためにトイレの照明は明るい照度にする。

トイレの掃除用品は、排せつ物の観察を阻害しないものを選ぶ。

健康管理のために毎日排せつ物を観察し体の異常を早期に発見する習慣を身につけよう。

薬膳ナースけいこによるアドバイス。

記事は記載当時の情報であり、現在と異なる可能性あり。

命の危険も!?特に40代以降は気をつけたいトイレの環境・掃除用品

40代を超えると増えてくるのが胃腸の病気や不調。発見が遅れると取り返しのつかないことになるケースも…。実は、病気の兆候に気づくために毎日欠かさずした方がいいことがあるんです。

今回は、病気を早期発見して命を守るために整えたいトイレの環境について、看護師・薬膳師としての知識を活かした記事を得意とするライターの薬膳ナースけいこさんに教えてもらいました。

病気になる前や、病気になってしまった人の尿や便は、正常とは違う色や匂いがすることがあるんです。「どうして、こんなことになるまで気づかなかったのか」との問いに、「尿や便を見る習慣が無かったので、こんな色になっていたことに気づかなかった」とおっしゃる人がいました。

尿や便は毎回観察したほうが良いです。いつもと明らかに違う色の尿や便が出たなら、スマホで撮影しましょう。診察の時に医師に見せると診断の助けになることがあります。排泄が終了したら自動で流れる設定にしてある場合は、観察をするために、その設定はオフにするのがオススメです。

トイレの照明はどのような色のものを使っていますか? 肝臓の病気の人の中には、尿の色が濃いオレンジ色になるケースがあります。オレンジ色の暖色照明は、ものがオレンジがかって見えてしまうため、実際の排せつ物の色とは異なる色に見えてしまいます。排せつ物の色を正確に把握するためにトイレの照明は、白色灯で薄暗い照度ではなく明るい照度にするのがオススメです。

トイレの掃除用品はいろいろと便利なものがありますよね。手軽に汚れを落とすことができれば掃除の時間も短縮できます。ですが、トイレの水を流した時に水面が泡でおおわれてしまうようなタイプの掃除用品は、健康管理上は避けた方が良いです。理由は、排せつ物の観察ができなくなるからです。

また、排せつ物のにおいの変化が病気の早期発見に繋がることもあります。嫌なにおいは防ぎたいものですが、排せつ物のにおいがすべて消えてしまうほどの強い芳香作用のあるものも避けた方が良いでしょう。

年齢を重ねるにつれ、どうしても病気にかかりやすくなりがちですが、毎日の排せつ物の観察で異常の早期発見に繋がることも期待できます。ぜひ、毎日排せつ物を観察する習慣を身につけて、そのためのトイレの環境も整えましょう。

■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中

編集/サンキュ!編集部

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