「080」から始まる電話に出たら大手電力会社からの自動アンケートでした。怪しかったのですぐ切ったけど恐いです…。後で何かあるのでしょうか?

AI要約

「080」から始まる電話番号には、不審な自動アンケート電話が存在し、個人情報を聞き出す危険性がある。

「0800」は企業が使用する着信課金サービスの番号であり、商品情報や工事日の確認などの目的で電話がかかってくることもある。

自動音声ガイダンスによるアンケートは悪質な電話もあるため、個人情報を伝えないように注意が必要。

「080」から始まる電話に出たら大手電力会社からの自動アンケートでした。怪しかったのですぐ切ったけど恐いです…。後で何かあるのでしょうか?

「080」から始まる電話番号のなかに、うっかり出てしまうと危険な電話があるようです。本記事では、「080」から始まる、かかってくる覚えのない電話の正体や対処法について解説します。また、自動アンケートの安全性や個人情報の保護について、詐欺電話の見分け方と今後の対策についても解説します。

「080」から始まる番号に出て自動アンケートにつながった場合、不審に思って切ってしまっても不思議ではありません。なぜ覚えのない電話に出てしまうのかといえば、「080」は個人の携帯電話番号に割り当てられていますが、「0120」と同じフリーダイヤルで、「080」によく似た番号の「0800」が存在するからです。

「0800」は着信課金サービスと呼ばれ、発信者側には通話料金がかからないサービスです。主に企業が契約して使用する番号で通話料も負担しています。

企業が着信課金サービスを使用する理由には、コールセンターやカスタマーセンターなどオペレーターとつながるまでに時間を要することが多いためです。待ち時間が発生しても通話料金がかからない番号を使用することで、お問い合わせが解決するまでサポートができるなど、企業と顧客の信頼関係を保つことができます。

ちなみに「0800」は大手企業のカスタマーセンターなどで利用されています。そのため、企業の商品に関する営業や勧誘などの電話がかかってくることもあります。また、着信があったので折り返すと、インターネット回線の工事日の確認電話だったケースもあるようです。

「0120」と比べるとまだ知名度が低い番号ですが、今後フリーダイヤルの枯渇問題解消に役に立つとされています。

自動音声ガイダンスによるアンケートは、実在企業や行政を装った悪質な電話の場合があるため注意しましょう。例えば、行政が行っている電話調査のように装い、自動音声アンケートによって個人情報を聞きだすといった「かたり調査」の事例があります。

相手に個人情報を与えてしまうと、特殊詐欺や強盗などの犯罪被害につながってしまう危険性があります。企業が自動アンケートを利用して電話で個人的な情報を聞くことはありません。自動音声につながる電話や不審な電話には答えないようにしましょう。