児童42人分の個人情報を紛失 特別支援教育関連の書類 学校への連絡袋で保管するも見当たらず=静岡・湖西市

AI要約

静岡県湖西市は、特別支援教育就学奨励費対象者の関係書類を紛失したと発表しました。

紛失した書類には、個人情報が含まれており、現時点で流出は確認されていないとのことです。

湖西市は書類の再発見を試みるとともに、今後の送付について徹底的な確認手順を取ることを決定しています。

児童42人分の個人情報を紛失 特別支援教育関連の書類 学校への連絡袋で保管するも見当たらず=静岡・湖西市

静岡県湖西市は、特別支援教育就学奨励費対象者の関係書類を紛失したと7月8日、発表しました。

湖西市によりますと、誤って紛失したのは、湖西市立新居小学校の校長宛てに送付した「令和6年度特別支援教育就学奨励費対象児童について」の通知と、対象児童の名簿です。名簿には、42人分の児童の氏名、生年月日、住所、障害種別や学年のほか、保護者の氏名などといった個人情報が含まれます。

7月5日、湖西市教育総務課は、学校ごとに、通知と名簿をセットにして封入し、個別の連絡袋に入れて教育委員会事務室内にある学校連絡箱で8日まで保管。8日、連絡箱から連絡袋を回収し、市の配達員が各学校へ配達したということですが、新居小学校から「連絡袋の中に書類入りの封筒が入っていない」と連絡があり、紛失が発覚したということです。

ほかの小学校に確認したり、事務所の中を捜索したりしましたが、見つかりませんでした。これまでに、個人情報の流出は確認されていないということです。

湖西市は、引き続き、書類を探すとともに、郵便物を送付する時は複数人での内容物の確認、照合を徹底して再発防止にあたるとしています。