【椿大神社】「待ち受けにすれば幸せになるという"かなえの滝"」 鈴鹿の大鳥居の麓に「パワースポット」がすごすぎる!!

AI要約

鈴鹿サーキット周辺には、猿田彦大神を祀る椿大神社があります。2000年の歴史を持ち、猿田彦大神を祀る神社の総本社として知られています。

猿田彦大神は導きの神として有名であり、瓊瓊杵尊を地上に導く役割を果たしました。また、猿田彦大神の妻である天之細女命も椿大神社別宮として祀られています。

また、神話に登場する舞を踊った天之細女命は芸能の神様としても信仰を集めています。

鈴鹿サーキットといえば、モータースポーツの最高峰「F1」が開催されるなど、メッカともいえる場所だ。だが、実はその近くには、猿田彦大神を祀る神社が2つある。今回は「かなえの滝」でおなじみの「椿大神社」をご紹介しよう。

F1や日本国内のほとんどの主要レースシリーズが開催される鈴鹿サーキット。モビリティに関する乗り物がメインの遊園地も併設されるなどエンターテイメント施設としても充実しています。

鈴鹿サーキットで開催される自動車レースやオートバイレースのスケジュールは基本的に土曜日が予選、日曜日が決勝レースとなっている場合が多く、観戦のメインは日曜日となります。

これらをすべて楽しもうと思えば鈴鹿サーキットの近く、鈴鹿市内や津、松阪、亀山などの近隣の街に前日に宿泊をすると便利だと思います。

そして、もし前日に宿泊をするのであれば少し早めに三重県に入りサーキットの回りや近隣の観光をしてみるのも面白いのではないかと考えます。そして三重県は古事記や日本書紀などに乗るような神話とゆかりが深い土地でもあるのです。

自家用車で鈴鹿サーキットへ向かう場合、高速道路を利用するとほとんどの方は東名阪自動車道 鈴鹿ICを利用すると思います。鈴鹿ICを出て県道27号線神戸長沢線を左に曲がると鈴鹿サーキット方面ですが、この交差点の右手に道路を渡るほどの大きな鳥居があるのをご覧になった方も多いと思います。

子の大鳥居はこの先にある椿大神社(つばきおおかみのやしろ)の大鳥居でここから5kmほどで椿大神社に到着するという目安として捉えるとよいでしょう。高速道路を利用した場合、椿大神社へ一番近いのは新名神高速道路の鈴鹿PAにあるスマートICで、鈴鹿PAからであれば1kmちょっとの距離となっています。

椿大神社は猿田彦大神、またの名を椿大神を祀る神社として約2000年の歴史がある神社です。日本全国に約2千社ある猿田彦大神を祀る神社の総本社として、また伊勢の国の一宮として存在する由緒と歴史のある神社です。

伊勢神宮に天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀った倭姫命(やまとひめのみこと)の御神託により、約2千年前に猿田彦大神の墳墓のそば、鈴鹿のこの場所に猿田彦大神の社を建立したとされています。

そもそも猿田彦大神とはどんな神様なのか?古事記などによると大国主などの国譲りを経て地上の世界を手に入れた天照大御神は地上の統治のために孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を天界(高天原)から地上に送ります。

その際、天の八衢(道が幾重にも分岐するところ)で瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を九州の葦原中国へ導いたとされる国津神で、現在は導きの神として様々な岐路に立たされた際に道を示してくれるというご利益があるとされています。

また猿田彦大神の妻として猿田彦大神を祀る神社には必ず別宮として祀られるのが天之細女命(あめのうずめのみこと)で、椿大神社別宮椿岸神社として椿大神社拝殿の右隣に社を構えます。

後に猿女君(さるめのきみ)と呼ばれる一族の祖となります。猿田彦大神と出会う前に天界(高天原)では天照大御神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男命(スサノオノミコト)の傍若無人に嫌気がさし岩戸に隠れてしまう天の岩戸隠れが起きてしまった際、宴を催し天照大御神に気を引こうとします。

その作戦の中、舞を踊って八百万の神々を大笑いさせ、見事に天照大御神の気を引き岩戸を開けさせることに成功した、という神話に出てくる舞を踊っていたのが天之細女命(あめのうずめのみこと)。

これにより天之細女命(あめのうずめのみこと)は芸能の神様としても信仰を集めることとなります。