高齢者施設の入居者の預かり金10万円を盗んだ職員を懲戒免職…三重県紀宝町

AI要約

三重県の紀南特別養護老人ホーム組合が介護職員の懲戒免職を行った。

職員は施設の金庫から入居者の預かり金を盗んでいた。

組合は被害届を提出し、職員は地方公務員である。

 三重県の紀南特別養護老人ホーム組合は6月30日、運営する高齢者施設「宝寿園」(紀宝町)の30歳代の男性介護職員を懲戒免職にした。

 組合によると、職員は4月中旬、施設の金庫に保管していた入居者の預かり金約10万円を盗んだ。組合の聞き取りに対し、職員は認めているという。組合は5月1日に被害届を県警紀宝署に提出した。

 紀南特別養護老人ホーム組合は熊野市、御浜町、紀宝町でつくる一部事務組合で、紀宝町内にある二つの特別養護老人ホームを運営している。職員は地方公務員にあたる。