避けられるリスティング広告、ユーザーの半数が「意識的に避ける」と回答【トゥモローマーケティング調べ】

AI要約

20~54歳の会社員180人を対象にしたリスティング広告に関する調査結果が発表された。

調査では、Googleが最も使用される検索エンジンであり、リスティング広告について理解していない人が多いことが明らかになった。

リスティング広告について正しく理解している人は少なく、クリックしない理由も興味や信用性の面での不満が多いことが分かった。

避けられるリスティング広告、ユーザーの半数が「意識的に避ける」と回答【トゥモローマーケティング調べ】

トゥモローマーケティングは、「リスティング広告に対する意識」に関する調査結果を発表した。20~54歳の全国の会社員180人が回答している。

 

まず「使用している検索エンジン」を聞くと、「Google」56.1%が半数を超え、「Yahoo」34.4%がそれに続いた。

続いて「リスティング広告(検索連動型広告)について知っていますか?」と聞くと、「理解している」「聞いたことがある」は各35人、「聞いたことがなく、理解もしていない」は77人で最多だった。

一方「知っていて、理解している」「知っていて、大まかに理解している」と回答した68人に、リスティング広告について簡単に説明してもらったところ、正しく説明できたのは42%(68人中29名人)にとどまった。間違っている人の認識には、YouTubeやTikTokのなかで流れる「動画広告」、Webサイト内で表示される「バナー広告」などが含まれていた。

さらに全体に、リスティング広告とは「検索上位に出てくる、スポンサーや広告とついている検索結果である」と説明した上で「クリックするかどうか」を聞くと、「クリックしないようにしている」48%(87人)が特に多く、「意識していないためわからない」29%(53人)がそれに続く。反対に、「関係なくクリックしている」とは5%(9人)にとどまる。

「クリックしないようにしている」と回答した87人にその理由を聞くと、「興味がない」「怪しいから」「広告だから」が上位だった。また「検索結果とズレている」も多かった。

 

・【調査対象】全国に住んでいる20歳~54歳の会社員の男女

・【調査時期】2024年7月29日

・【有効回答数】180人