「Googleの不要な検索結果と広告」を排除!スマホでも使えるSafariの拡張機能
Google検索の質が低下しており、質の悪いコンテンツが増えている。
Safariの拡張機能「Lucky」を使用することで、Google検索の体験を改善できる。
Luckyのセットアップは簡単で、Google以外のサイトも利用できる。
ここ数年、Google検索の質は着実に低下してきています。
質の悪いスポンサー付きの検索結果や、AIが生成するゴミみたいなデータ、クオリティが低く誤解を招くウェブページなど…。
質の悪いコンテンツは、数は増える一方であり、有益な情報をネットで見つけるのがますます難しくなっています。
幸い、こうした状況を必ず我慢しなければならないわけではないんです。
検索結果ページに表示されるのがリンク10個だけだった昔のGoogleが恋しくてたまらない人は、ぜひSafariの拡張機能「Lucky」をチェックしてみてください。
開発したのは、YouTube動画をHTML5プレイヤーで再生できるSafari拡張機能「Vinegar」の生みの親、Zhenyi Tan氏です。
Vinegarのおかげで、私のYouTube体験はずっと快適になりましたが、Luckyもまた私のGoogle検索体験を大きく変えてくれました。
LuckyはiPhoneとiPad、Macで利用できますが、私の場合この拡張機能をいちばん使っているのはiPhoneです。
Macには広告やトラッキングをブロックする方法がほかにもいくつもありますからね。
Luckyのセットアップにはいくつかのステップがありますが、1回限りで簡単です。
まずは、App StoreからLuckyをインストールします(価格は400円です)。
次に、iPhoneで設定>Safari>拡張機能>Luckyの順にタップし、機能拡張を許可の横にあるスイッチを押して、Luckyをオンにします。
同じページの「許可」セクションで、search.yahoo.comを選び、許可を選択します。最後に、設定>Safari>検索エンジンの順にタップし、Yahooを選んで終了です。
こうしたからといって、デフォルトの検索エンジンが変わるわけではありません。
この設定が必要なのは、LuckyがGoogleから検索結果をピックアップして、それをYahooに表示するためです。
簡単に言えばこの回避策を使うことによって、Googleのほかのサイト(GoogleフライトやGoogleホテルなど)を問題なく利用することが可能です。
詳しくはTan氏が自身のブログで説明しているのでそちらをチェックしましょう。
また、これによってLuckyがGoogle.comのデータにアクセスできなくなるため、トラッキング防止にも役立ちます。