ハムフェア開幕、アジア最大級アマ無線の祭典 新製品続々

AI要約

アジア最大のアマチュア無線の祭典「ハムフェア2024」が有明のGYM-EXで開幕

森田耕司JARL会長のあいさつや記念局の開局式典の様子

各メーカーの新製品紹介やコロナ禍の影響による初日の来場者増加

ハムフェア開幕、アジア最大級アマ無線の祭典 新製品続々

 アジア最大のアマチュア無線の祭典「ハムフェア2024」が24日、東京・有明のGYM-EXで開幕した。

 開幕に当たり森田耕司日本アマチュア無線連盟(JARL)会長は、「皆さまのご協力により無事ハムフェアが開幕を迎えられた。今回は会場が有明GYM-EXに変わった。新会場で新たなアマチュア無線の体験をしていただきたい」とあいさつした。

 続いて記念局の開局式典が行われ、森田会長が第一声を出した。今回は会場の制約から、インターネットを利用したリモート運用(送信設備を会場外に設置)に一部なり、この第一声もリモート機を使用した。

 主要メーカーのブースでは、アイコムが創業60周年記念モデルの「IC-7760」実動機を初お披露目したほか、アルインコは最新受信機「DJ-X82」を展示。JVCケンウッドは、開発中のカートランシーバーのプロトタイプ、八重洲無線は来年に発売予定のオールモードフィールドトランシーバー「FTX-1F」を初めて展示した。

 コロナ禍の影響が減り、各社が新製品を続々と発表する機会となった今回のハムフェアは、初日の来場者数も昨年を上回る見込みだ。会期は25日まで。