<宮城県警察学校>初動捜査に欠かせない『無線通話』などの技術競う ポイントは“迅速・正確”な情報伝達

AI要約

宮城県警察学校で開催された競技会では、警察官50人が緊迫した状況下で無線通話技術を競い合った。

警察官は迅速かつ正確な情報伝達が求められ、競技中も臨場感を持って対応した。

上位入賞者は全国大会に進出し、地域の安全を守るための訓練を積んでいる。

<宮城県警察学校>初動捜査に欠かせない『無線通話』などの技術競う ポイントは“迅速・正確”な情報伝達

名取市にある宮城県警察学校では、初動捜査に欠かせない無線通話などの技術を競う大会が開かれた。

大会での警察官

「現場には多数の男女が倒れており、うち数名出血あり」

この競技会は、事件の早期解決を目的に毎年開かれているもので、今年は各警察署に勤務する警察官50人が参加した。

審査のポイントは、迅速かつ正確な情報伝達。

通報者に話を聞いて、迅速に状況を把握し、その内容を警察署に無線で正確に伝える。

大会での警察官

「現場報告第一報。本件はホームにおいて、女性が刃物でホームにいた人を切り付けた殺傷事件と判明」

若手警察官も、本番さながらの緊迫感で臨んでいた。

参加した仙台東警察署・巡査(20)

「地域の安心安全を守るために、現場臨場して無線報告するのは重要なことだと思うので、これからも精進していきたい」

この大会の上位入賞者は、9月に行われる全国大会に出場する予定だ。